10月2日平村ガイド「ワームの手入れ」

　最近、よく使っているパターンの一つ、Iシャッド3,8の連続トゥイッチですが、ワームが真っ直ぐでないと浮き上がったり、一方向にしかダートしなかったりするので、真っ直ぐが命です。

　こんな感じにFINAのTNSオフセット2/0に綺麗に刺さっていると抜群の動きをします。

　下のようになるとトゥィッチした瞬間に浮き上がるので、釣りになりません。

　ワームの刺し方にも問題があるのですが、それ以前にパッケージの中で曲がっている場合も。

　そこで、まずは真っ直ぐであるもの、曲がっているものを分別。

　真っ直ぐなモノは出来るだけ箱に綺麗に並べて保管しておきます。もしくはパッケージのままなら、パッケージの上下の向きの必ず垂直に保管すること。なにせ、曲がりに対して微妙なもので神経をつかます。

 　で、根性の曲がってる奴らは、釜茹で、逆さ吊りにして、真っ直ぐに直します。

　事務所には、曲がったIシャッドの矯正の為、洗濯物ならぬ、ワームの宙吊りがいっぱい。

　「主婦の気持ちが分かる」とスタッフが申しておりました。

　さて、もう一つの釣れ釣れワームのリズムカーリー。

　こちらはまだ数少ないサンプルなので、ヘッドが切れたものも残してワーム再生。

 　再生用のボンドで接着しておきます。

　涙苦しい？努力の元に釣りは成り立っているのです。

　しかし、夜な夜なこうした作業をしていると、自分の人生は一体何をしているのだろう？と疑問に感じることも。

　ただ、逆に「純粋に釣りたい」という気持ちが、こういう作業の原動力だと思うと、素直に生きているのかと・・・。