ご質問の回答

2008-03-20 15:01:49 前の画面へ戻る

Q,バイブレーションプラグについて

チームGTOです。
ご無沙汰しております。

最近はGTOの集まりが悪く、人集めにはショボい結果レポートでなく
それなりに釣っているのを示せればと思い、質問/相談させて頂きます。

平村さんは毎年色々なルアーを試しておられますが、バイブレーション
プラグの主に水深による使い分けについて教えて頂ければと思います。

更に(スペース・文字数に余裕がありましたら)リトリーブスピードやカバー
の種類・有無(ヘビーカバーでは使わないでしょうが)による使い分け、
リップ付きクランクとの使い分けの判断基準まで言及頂ければ幸甚です。

今年も好評なようで、気付けば予約締め切りになってしまっていますが、
いつかガイドをお願いできればとおもっております。


A,結論から申し上げますと、各種引き倒して、釣れるものが正解となります。

とにかく、理屈よりも経験と実績が物語る世界であり、バイブレの釣れる釣れないに関しては一概に言えないのが正直なところです。ただ、バイブレの要素で釣果の差となるのは、1、レンジ、2、動き、3、音、4飛距離となるのではないでしょうか?

まず、1のレンジですが、アメリカ製やアメリカでよく釣れる定番を見ていくと、日本で釣れるバイブレーションよりは浅いものが多く、ヨーヅリのラトリンバイブなどは水深1mでも余裕でバイブレのレンジとしてしまうシロモノです。

一方、琵琶湖で釣れるバイブレーションというのは平均水深1,5mから2,5mのものが多く、その範囲でレンジ別に使い分けることが多くなります。あと、スローに引けばレンジは深く、ファーストにすればレンジは浅くなりますが、それぞれのバイブレーションに最適速度というのがあって、それは体感的に覚えるものですが、ブルブル感じるのが一番強いところがそのバイブレの性能を引き出している最適速度となります。

『春はスロー側で動くもの』
 「最適速度」の範囲が広いものとしては、TDプロズバイブがあり、スローからファーストまで使うために使用するレンジは結構バラバラになります。実際は1,8mから2,5mぐらいでしょうか?ただ、そこまで数値を理解して釣っているのではなく、感覚でウィードに掛かる掛からないで、「釣れそう、釣れなさそう」と瞬時に判断してしまいますが、春のバイブレではレンジが大きな鍵となるので、レンジコントロールのしやすいTDプロズは必需品となっています。

春でそれより深い場合にはワンノッカー、さらに深くなるとLV500を使用しますが、あまりスローに対応しないので、ミディアムリトリーブがメインになります。ただ、スロー側を使うのは春先のみで、TDプロズでスローを行うのは限定された今時期となっています。


『秋はファースト側に強いモデルをセレクト』そして、秋から初冬のバイブレでは、ファーストリトリーブを使用します。

このときはファーストリトリーブ側で動きが崩れないものがベストです。

まず浅いレンジではブザービーターのタングステンモデル。他のモデルのブザビーではレンジが浅く、ファースト側での動きがもっとも安定しているのでタングステンをチョイスします。

そして、レンジが深くなるにつれて、ワンノッカー、ドラム、ウィザーなど背中の幅の狭いモデルを多用します。背中の幅が狭くなるにつれて抵抗がなくなりレンジが深くなるので、2mから2,5mレンジでの高速リトリーブに対応するようになります。あとは音の違いです。

『やっぱり感覚の問題』
 こうやって言葉で書いてみて改めて思うのですが、やはり現場で試さないと何も分からないというか、いつも現場では新しい試みをしたり、魚にアジャストしている訳で、バイブレの使い分けの方程式のようなものはありません。

 魚がいるレンジに合わす(浮かせて釣ることもあり、レンジを完璧に合わせるだけが正解でもありません。)ことを重点において、バイブレを選択し、あとは釣って自信を持つことがなりよりも大切だと思います。

 「言葉」じゃなくて、「感覚」が大切です。

『左ハンドルは難しい』
 質問内容にありませんが、バイブレで左ハンドルの方がいつも苦戦されます。これはバイブレは巻きのスピードで細かなレンジを微調整して、バイブレーションをさせるものですから、左ハンドルで三角巻きになっていると、レンジが狂い、バイブレが上手く振動していない場合が多いのです。

 下手な左巻きが、この釣りで一番釣れないパターンで、「バイブレーションは巻いて釣るもの」という基本の一定に巻くという動作を完璧にして下さい。


『カバーは99%ウィード』
 使う場所は琵琶湖南湖では99%ウィードとなります。というか、バイブレーションというのは日本では売れないジャンルのルアーらしいです。よく考えてみれば当然で、バイブレを巻いてボートで流せるフィールドって琵琶湖、八郎、霞ぐらいしかありません。ウィードがある場所というと、この3つのレイクで琵琶湖のみ、さらに3m前後のウィードフラットというと、北山田、赤野井の2箇所のみ。

 おどろく事に、日本のフィールドでバイブレの適応しているのは、たった2箇所しかありません。そりゃ売れないハズです。ダムではほとんど使いませんし、野池だって、クランクの方が向いているでしょう。という訳で、琵琶湖から離れれば、バイブレなんて日本国内では不要なものとなってしまいます。

『クランクとの使い分け』
 レンジとフラットの面積です。

『結局試してみるしか理解できないのでは?』
 厳しい、回答になりますが、バイブレにしろ、クランクにしろ、試して釣ってみる以外に理解する方法はないと思います。釣りのことは、文章や言葉で参考になることはあっても、最後は経験以上の理解度が高まるものはないと思います。













テーマ:バスフィッシング

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