テキサスリグのロッドとワーム

2008-08-12 06:22:00 前の画面へ戻る

 もうすぐ発売のパンチングロッドTAVGP74CXHJが活躍中。
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 ちょうど時期的にヘビテキのパンチングゲームが最盛期を迎えようとしているので、この手のヘビーロッドが活躍する訳ですが、ゲストさんのタックルを見ていると、柔らかすぎてロッドがウィードに「喰われている」事例をよく見かけます。

 このウィードに「喰われている」という表現が正しいのかどうか分からないが、ロッドのティップがウィードに対して柔らかすぎて、ワームを動かす前に曲がってしまう状態で、ロッドに対する負荷が掛り過ぎる状態を指す。要するに、「ロッドが柔らかすぎる」訳です。

 テクナシリーズの場合、従来のTAVGP70CHJで、1oz&ロッククローのセッティングぐらいがベストで、それ以上のウェイトのシンカーを付けた場合、かなりティップが入ってしまうため使いづらかったが、今回発売のTAVGP74CXHJは1.5ozも平気で使える頑丈なティップが付いている。その分、肉厚なブランクスとなっており、ロッドの重さは従来モデルに比べて、比較にならないぐらい重くアメリカンロッドを彷彿させる。

 さて、こうしたロッドの「硬い、柔らかい」が、シンカーの重さによって変化することは、たいていのゲストさんも理解されておられるのですが、ワームを変えた場合にもロッドが変わるという点については、なかなか理解いただけていないようです。

 例えば、同じ1ozにロッククローを付けた場合と、キンクーの7インチを取り付けた場合では、ロッドに掛かるウェイトは1/4ozぐらい感覚的にプラスされる訳で、キンクー7インチをセットしたロッドは、ロッククローをセットしたものより硬めの方が扱いやすい訳です。

 こうした違いは、ほぼ同じサイズのロッククローとフラッピンホッグですらある訳ですが、実際のフィールドではその程度の違いではロッドは変えることはありません。ただ、このウェイトの違いで、ボトム、ウィードの感覚というのは随分と変わり、釣果の違いというのが生まれてきますので、私自身はロケーションやその日の感覚でワームは使い分けしております。

 しかし、ロッククローとキンクーを同じロッドでは扱うことはしません。もし、同じロッドを使うのならば、ウェイトのあるキンクーを使う場合にはシンカーのウェイトを下げるという選択をします。こういう選択をしないとロッドティップがウィードに喰われるために、「バイトを感じない」、「バイトを感じてもフッキングが出来ない」ということになり、ヘビテキの釣りは苦戦することになります。

 ですから、ワームのサイズ、ウェイトを上げる場合には、それなりのロッドの硬さも上げて欲しい訳ですが、この点が理解できていないと、ティップが「喰われている」状態の「ノー感じ」で延々とバイトのない釣りを続けてしまうことになります。

 正しい道具とそれを選ぶ目があれば、それほど難しいテクニックではないのがヘビテキの世界。とにかく、これからの時期のヘビテキには「シンカーやワームの重さに負けないロッド」をご用意ください。ただ、硬いだけで感度のないロッドも多いのも事実、これを見分ける目も釣りの技術の一つだったりします。ヘビーロッドはブランクスの良し悪しがハッキリするだけに、要注意です。



 

 

テーマ:ティムコ・フエンウィック

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