釣りのメディア

2005-03-30 07:08:04 前の画面へ戻る

 3月29日、本日はガイドはお休み、午前に原稿を処理、午後からは完全オフとしました。

 しかし、原稿苦しみました。苦しんだからと言って最良の出来という訳ではありませんが、ブログレベルや釣果自慢では原稿として成立しないのも十分承知した内容にするよう努力しました。それでも・・・なのですが。書く側からすれば損益分岐点を計算すれば3時間以内で書かなければなりませんが、結局6時間近くもウダウダとやっていました。それだけ自分に能力がないのだと痛感させられます。

 それにしても、昔と違って今はネットで文章を公開できる機会が増えたので、新聞、雑誌での記事というもののレベルがさらに問われる時代となりました。しかし、月刊誌の場合だと昔は熟考する時間があり、それなりの費用をかける余裕があったのですが、今や単価下落でなかなか時間も費用も掛けられなくなっています。もう一方の週刊誌の場合、昔から地域性、即時性が売りで、内容は月刊誌よりも薄くなるのは仕方が無いものでしたが、地域密着型という特性は今ももっています。しかし、即時性に関しては今でjはネットの方がはるか上となっています。

 こうなるとそれぞれのメディアの持つポジションというのを維持するためには、さらにレベルアップするしかないのですが、そう簡単なものではありません。しかし、それでネット万歳かというと、そこまで時代が進んでいる訳でもありません。既存メディアにも当然今現在持っている価値があり、レイアウトの見易さ、流通経路、広告媒体としての価値などまだまだネットでは到底得られない信用というものがあります。今後はこうした信用をいかにキープするか、今ある価値をいかに利用するかが問われていると思います。

 書く側に回れば、即時性はネット、レイアウト・奥深さなど中身を重視は月刊誌、地域性は週間紙という住み分けになっている訳で、それに見合った内容を提供していかなければなりません。書いたものを提供できる場は格段に広がりましたが、その分、値段を付けれられる文章というのは減ってきている。そんな中ライターとして生き残りをカけるためには、さらなるレベルが必要なわけで、即時性、奥深さ、地域性とそれぞれの分野に特化したコンテンツを提供していかなければいけません。

 そういうことを考えていると某IT社長の「ネットに既存メディアは取って変わられる」というのは、既存メディア側が今あるコンテンツの特性を理解してさらに特化していかなければ、現実に起りうることなのだと。特に既存メディアに体力がないと加速される恐れも。ですから、ネットと既存メディアの融合は人事ではありませんね。


 

テーマ:バスフィッシング

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