「マズイ。美味い」それが分かるなら苦労しない！

　私、ほとんどの事が分かりませんが、特に食べ物が難しい。スーパーに売っている食べ物の名称すら分からないし、未知の果物を適当に買ってみるというフロンティア精神？溢れる無謀な行動をしてみても７割の確率で「マズイ」に当たってしまう。

　おそらく、食べごろとか、調理方法などがあるのだろうが、それが分からないから苦労する。この辺は生活している人、もしくは現地で生まれた人と仲良くなって教えてもらうのが一番の近道なのだろう。

　ただ、せっかくアメリカに来ているのだから、安全策でマクドナルドとかケンタッキーには行きたくはない。出来る限り、最後までチャレンジして、「マズイ」ものも、「美味い」ものも当たって砕けてみたい。

　今日もスペイン語が飛び交うスーパーに入って、無理矢理惣菜らしい食べ物を購入しようとしたが、注文の単位や味がまったく分からないので、前の人が注文するのをじっと観察して、まったく同じものを注文してみることに。そしたら、これが大当たり！牛肉の煮込み料理でしたけど、日本だったら危険部位として除去されそうな軟骨や骨の入ったトロトロのお肉が今まで食べたことのないスパイシーさで滅茶苦茶おいしかった。

　その一方で正体不明のバナナのようなものを購入したら、じゃがいもぐらいの硬さで、青臭くて食べれませんでした。もっと、熟してから食べるものなのか？

　おそらく、英語力が上達して、何度も渡米すればこうしたことが理解できるようになるのかもしれないが、そうしたときにはこうした新鮮さは消えているのだろう。

　記録的寒波到来・フロリダ運がない？

　鬼門フロリダにまたも苦戦しております。フロリダ3日目の本日はレイク・トホでのフィッシングガイドです。

　昨年の1月に訪れたトホ。昨年は寒波に見舞われ寒いフロリダで３日間釣りをしていたのですが、今回の３日間も見事に記録的寒波に見舞われております。２月のフロリダで寒波に出会う確率は５０％ではないか？とアメリカ在住の友人は話すが、50％の確率の博打に見事にコケる私のフロリダ運の無さって一体？という感じです。

　一般の方にこの状況を薦められるか言えば、「・・・」釣るだけならメキシコの方が圧倒的にお薦めです。フロリダのガイドの感覚は観光の同一線上にあり、ディズニー、ユニバーサル、エアボートなどの観光に加えて、暖かいところに避寒地として訪れた北部のお金持ちが、ちょっと餌釣りをしてみるか？という感じです。
　もちろん、本格的なガイドさんもいますが、基本的な客層がそんな感じですから、ほとんどのボートがシャイナーフィッシング・いわゆる餌釣りです。1月、2月の釣行という点ではアメリカ本土はコールドフロント（寒冷前線）の影響で寒波が訪れやすく、海外＝ビッグバス連発という図式の保証などはどこにもありません。特に水深の浅いフロリダは寒波が非常に効いてしまいます。その証拠にアリゲーターさんがまったく見られないですからね、おそらく寒くて水中で眠っているのでしょう。
　その点、フロリダよりもさらに南の国・メキシコや南半球のオーストラリアなどの方がただ釣るならば、冬場の釣り場としては一般の方にはお薦めでしょう。

　その辺に関してはフロリダとメキシコの両方を訪れたアングラーの大半が「メキシコが良い」と断言するのも頷けます。


　しかし、一年中釣りをしている私にとって50アップを釣って楽しみたいというのは50％、残りの50％は琵琶湖での釣りに役立つものを探す研修の旅ですから、ある程度釣り文化が成熟していないと得るべきものがないのです。
　その点、このフロリダの釣りは私にとって非常に参考になるところが多く、研修という目的は見事に達成されております。ガイドのシステム、ボートのシステム、シャロー攻略のフロリダ定番リグなど見所は満載でした。この辺は今回私が30万円を越えるお金を払って得た知識なので、簡単にＷＥＢには公開できませんが、琵琶湖のフィッシングガイドには応用していきますので、ゲストの皆様だけには伝授いたしますね。

　フロリダ流のテクニックをネタとして今年のガイドを充実させたいと思います。

　しかし、ガイドを受ける場合の天気は重要ですなぁ～。痛感！

　止まらない！

　ハワイではフリース１枚を寒いから買っただけなのに、バスプロショップスに来ると買い物が止まりません。ブランド品のショッピングモールなどは素通り出来ても、釣具にボート用品となると女性のように買い物できます。
しかし、バスプロショップスもアメリカ人の男性で溢れています。やっぱり男の買い物場所ですね。真剣に釣具を眺める男性の後ろに退屈そうな奥様と子供達の姿が、この光景は日本とまったく同じです。はやく隣のゲームセンターのような施設やブランドのアウトレットに行きたいのでしょう女性と子供は、でもお父さんは・・・。

　さて、私も２ヶ月に１回ぐらいはバスプロショップのオンラインでの通販を利用しているにも関わらず、１年ぶりのバスプロショップスで買い物しまくりです。特に明日からガイドを受ける訳で、「あれも使うなか？これも使うかな？」と妄想が湧きやすい状態で買い物をしているから性質が悪い。
　フックもワームのアメリカ使用に、ストレートシャンクの太軸、カラーはフロリダ用にジューンバグ、ルアーもレンジを浅くするためにヨーヅリのラトリンバイブなど普段琵琶湖で使わないものを大人買い。ヤバイです。楽しいです。

　しかし、こうやってガイド受けみると、事前のガイドからの情報とは重要ですね。買い物に凄く困りますから、今年はしっかり皆様に必要なタックルを細かく指定するようにします。ガイドを受ける立場になって実感いたしました。

　さて、本日のオーランドは青天の強風、気温は摂氏２５度ぐらいでした。明日から寒波到来で最高気温も１８度ぐらいになり、最低気温も０度ぐらいまで週末にかけて冷え込みそうです。よりによってこのタイミングで釣りとは・・・。