引き続き、カーペットの張替えシリーズ。

今日からは、貼る作業です。

まずは先日に剥がしたカーペットを並べて、新しいカーペットの裁断作業です。

（費用計算について）

カーペットの価格は１m１万円前後ぐらいなので、並べて６m～８mぐらいで、カーペットの価格自体は１０万円以下となります。

張替えの価格は２５万～４０万ぐらいが相場だと思いますが、カーペット本体の値段よりもその作業工賃がほとんどで、５日間を２人で行うと計算して、人件費２人×２万円×５日間＝２０万円＋カーペット代１０万円で相場価格となってきます。

あとは人件費をどう計算するかが相場となりますが、初心者が行うと失敗したり、時間がかかるので経験者でないと大変です。ただ、この経験者がそれほど居ないというのも現実なので、メカニックさんやボート屋さんにお願いする方がほとんどだと思います。

有能なメカニックさんなら、時間工賃５０００円から８０００円となるので、日当２万円では難しい。となると、なかなかカーペットの張替えをお手頃価格で受注してくださる方が少ないというのが現実です。

という事で、毎回、オフシーズンに自分で行う羽目になります。（自分でやりたくて、やっているのではありません。）

ガイド業だとだいたい３，４シーズンでカーペットがダメになりますが、２００日×３～４年＝６００日～８００日ですから、一般の方のボートで年間１０回程度の出船ならば、６０年から８０年となるので、経年劣化で１０年から１５年で張替えをする事になるのではないでしょうか？

昨日から始めたカーペット張替えの張替え作業。

今日はカーペットを剥がした後の接着剤を剥ぎ取る作業。

実は、ここが一番地味で辛い作業です。

スクレーパーとグラインダーなど工具を使って、残った接着剤を取り除く。

これをしておかないと、新しいカーペットがはがれるので地味な作業ですが重要です。

そして、装備品の取り外し。

外す箇所が分からないとかなり難しいシートの取り外し。

今回、この取付位置がどこか探すのに苦労しました。

ようやく接着剤も剥がれて、次の貼りの工程へ。

ここまで分解されたタイミングで、実は、ボートの破損個所をチェックしています。

ボートの裏側を色々な箇所から見て点検。FRPの破損具合をチェックしています。

自分で作業をする事は、このボートの点検という意味で非常に重要です。

今日からバスボートのカーペット張替え作業です。

カーペットを剥がすために第一段階の作業はストレージの蓋を外すことから。

ストレージの蓋を外して、カーペットを剥がす。

剥がしたカーペットには、どの部分なのか？そして向きはどの向きか？をちゃんと書いておきます。

あと、ネジの穴位置をしっかりとマーキング。

この作業を忘れると、後々痛い目にあいます。

幸い天気も良くて初日の作業はスムーズに終了。