更新が遅れて申し訳ございません。最近届いたメールの質問にお答えいたします。

質問①
Sさんより
ところで、ギドスリンガーのモーターオイルをずっと探しています。釣具屋で聞いたんですが、ギドスリンガーのPAT.が切れて製造メーカーが変わったそうで、今はオリジナルリンガーという名前になって、ギドスリンガーよりも一回り太く、マテリアルも少し硬くなったそうです。これは買っても意味がないでしょうかねぇ…？
しかもオリジナルリンガーのモーターオイルはまだ日本に入ってきていないとのことでした。
また手の空いた時でいいので教えてください。
よろしくお願いします。

　確かにラッキーEストライクのギドスリンガーはかなりレアになってきましたね。あれは確実に釣れるロングワームなので、古くから琵琶湖のアングラーの定番ルアーになっていました。上州屋さんが随分と昔に大量に入荷していたので、その在庫が何年も売れずに残っているパターンが多いようですし、ポパイでも入荷されて残っていたように思います。

　何度使ってもモーターオイル（ナチュラルシェル）カラーが非常によく釣れて、グリーンパンプキン、ウォーターメロンがあまり釣れないというか、あまり良いカラーがありません。オリジナルリンガーでも確かに素材が少し硬くなっていますが、針もちが少し良いのでカラーさえ良ければ買っていただいても良いと思います。

　ただ、そのカラーが一番問題で、モーターオイルが無いのであれば、他カラーとなりますが、オリジナルリンガーであまり良いカラーを私自身も見たことがありません。ですから、「良いカラーだと思ったら買い」「悪いカラーだと思ったらパス」という姿勢でよいのではないでしょうか？
そういう意味では、あわてず、ギドスリンガーを探した方が無難かもしれませんね。


質問②
Eさんより
お忙しいところすみません　年賀状ありがとうございました 質問があります　昨年度の春に貸していただきました　ワーイーグルは3/4オンスでした？それとも1/2オンスでしたか？ しかし寒いですね

　私が使っていたワーイーグルは3/4ozです。ワーイーグル自体は3/8oz 1/2ozも非常によく釣れるので、フルサイズスピナーベイトとしは愛用しております。クリアーレイクの琵琶湖とも非常に相性がいいと思いますよ。あの少し弱めのバイブレーションと、スカート形状は大好きです。

　ですから、カラーはクリアーウォーターを意識したものを買って下さい。水が濁っている場合に、チャートが欲しいとなるかといえば、その場合は波動の大きい他のスピナーベイトを使うのでチャートの使用頻度が少ないスピナベなのです。（私にとって）


質問③
匿名さんより
はじめまして。いつもＨＰの方を拝見させてもらってます！ＴＤプロズバイブの情報ですが関東の量販店のキャスティングでは売値から５００円引きで販売されてます。主にアユカラー中心で売れ残ってますが、平村さん的には買いカラーはどのカラーなんでしょうか？質問になってすいません。

　関東方面もだいぶ在庫が少なくなっているという噂は聞いております。カラーとしては、入手不可能でしょうが、スパークオレンジ、ブルーバックチャート、ボーンカラー（白っぽいやつ）、黒金というところでしょうか？

　でも、それよりも、TDプロズはウーハーです。そこが一番重要なんですけど、売っているのはどうですか？



Fさんより
以前ガイドでお世話になった時に、平村プロから某社のプラグのフックは折れ易いと
のご指摘を頂き、その時は無事だったのですが、その次の釣行時には見事に折れたの
で（笑）、来シーズンまでに全ての一軍プラグのフック換装を検討しております。
そこで質問なのですが、平村プロはファットペッパーにはFINA『速掛』の４＆６、マ
ッドペッパーマグナムには２＆４への換装を推奨されておられますが、truthニュース
を拝見していると、バイブレーション等、他のハードルアーについても『速掛』に換
装しておられるようですので、『速掛』が優れている点、また、交換する際のサイズ
選択の基準や注意点等をぜひ教えて頂けないでしょうか？　ちなみに、琵琶湖南湖の
ボート釣行での使用が前提です。
例えば、ＴＤバイブレーションには出荷時に６＆８のフックがセットされているよう
ですが、『速掛』に換装する場合にも同番手を選択しておられるのでしょうか？　サ
イズを上げればフックアップ率は向上するとは思いますが、当然ウィードにも掛かり
易くなると思いますし、また、交換した場合のアクションやバランスへの影響（サス
ペンドプラグや小型プラグ等を換装する場合は特にですが）も気にかかるもので…。
また、近年流行している赤針の効力についても、平村プロの見解をお聞かせ頂けない
でしょうか？
以上、突然の質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。　　

　トリプルフックの中で、溶接のロウ付けが甘いものがあります。どのメーカーのものか特定できているので、それはゲストさんに使わないように指示させて頂いております。不運にも、そのフックだけにビッグフィシュがヒットしたら、見事に針が外れるからです。

　さて、速掛ですが、マッドペッパーマグナムには２、４の組み合わせ、ファットペッパーには４，４の組み合わせ、もしくは４，６です。＃６の試用を出来るだけ避けたい理由は＃６が少し細いので運が悪くリアフック1本の時にキャッチできないからです。ただ、ウィードの繁茂が激しい場合にはリアが＃４では掛かりすぎるので、しかたなく＃６を装着します。

　また、バイブレーションは＃４と＃６の組み合わせに変更しております。＃８はシャッドやミノーなど複数のフックでじゃれあうような掛かりをする場合にしか使いません。基本的にはリアフックというのはエラの部分にかかってバスの動きを封じるのが目的なので、フッキングにもち湖だら、リアフックが掛かるようにバスの動きを見ながらロッドを回します。

　赤針の関しては未だ研究中です。　では。



　　　
　　　　　　　　　　

7日の琵琶湖は爆風でした。とても釣りなんて出来ません。

今年の初フィシュはこんな魚でした。