ガイド業と共に原稿執筆仕事も毎日の仕事です。

　週刊のルアーニュース、ルアマガモバイルの原稿が週1回。

　さらに原稿仕事とはちょっと内容は違うものの、ルアーニュースＴＶの収録に、スポンサー向けの原稿などで締め切りは週5回ペースなので、感覚的には毎日原稿を書いている感じです。そして、突発的な別冊の仕事など入ると週1、2回程度の徹夜も。

　原稿仕事の良い所は、自分のペースでしたい時間に出来るところ。昼間ガイドをして、夜にしてもヨシ、早朝に早起きしてもヨシ。仕事をハイスピードで片付ければ、単価は良い仕事になります。まさに自由業、寝ながらやってもヨシで、内容がよくて文章が出来ていれば、誰にも文句の言われない最高の仕事です。

　しかし、逆に遅筆になると、もう目も当てられないぐらいに時給換算すると100円を下まわることもある。同じ1000文字原稿でも、早ければ30分、遅くなって6時間ではその差は天と地になります。内容がパッと浮かんで、書きたいという衝動に駆られるのは年に数回の出来事。たいていの場合は、ネタがない～、思い浮かばない～など難産の末の出来上がりとなります。ちなみにルアニューの原稿は2000文字オーバーで、マッハで30分で仕上げますが、遅い時はだらだらと2日掛かっています。

　よく若手から原稿をサクッとするコツはなんですか？と聞かれるのですが、本当はこっちが聞きたいぐらい。

　それでも、あまり良いアドバイスではありませんが、コツとしては、締め切り1時間前から手をつけると、火事場の馬鹿力でマッハ執筆が発動されますが、マッハを使うと脳の疲労が激しく、その後半日は使い物になりません。でも、確実に仕事は早くできます。悪いのは締め切り数日前に手を出して、途中で他の仕事も入れてしまうパターン。これは原稿仕事が長引く悪条件が揃っています。

　今回もかなりのスランプで前へ進まず。

　3連休の大半を白紙の原稿を眺めて過ごし、平日になっても真夜中まで、この白紙状態で過ごす。

　こうしていると自分の無能さに気づくのですが、唯一救いなのが、どのライターさんや編集者さんに話しても、同じような悩みを抱えている点。そういう点では原稿書くのが苦手と思っている方は安心してください。あなただけではありませんから！

　ブログのように決まりなく書く文章は楽ですが、読者が居て、求められるものを仕上げる仕事の文章というのは、なかなか大変です。

　私はライター専業ではないので、良いのですがこれを専業でフリーでやっている方は特に尊敬して止みません。

　3連休の後半2日はボートメンテナンス。

　まずは秋の牽引生活で汚れたボート、トレーラーの清掃から。

　特にホイルは酷い。ホイル用の洗剤でゴシゴシして。

　綺麗になりました。タイヤの空気圧も確かめて、ベアリングのグリスアップ。

　続いてエンジン関係。この時期から朝晩の冷え込みで露が発生する為、ガソリンタンク内の水が入ることが多いのでフィルター内の水の進入をチェック。

　エンジンの不調の原因になりやすいので、こまめにカウルをあけて、燃料フィルターの点検は欠かせません。

　そして、オイル量の点検。

　オイルの量とオイルの色をチェック。水の浸入があれば、白濁しています。

　続いてギアオイルの点検。先日、ペラを当てているので、プロペラシャフト、シール部分からの水の浸入がないかをチェック。特にペラのヒット後は点検に回数を増やす必要があります。

　今回は問題なし。

　さらにプロペラを外して、ラインの巻き込みがないかをチェック。

　3連休後などには陸っぱりのラインが根が掛かりで放置されているので要注意です。

　2日間かけてじっくりと、清掃＆メンテを実施。

　強風の為、ガイドは日程振替。

　時間が出来たら事務作業とボートメンテをしながら、ジャッカルロッジで試作品の受け取り。

　そして、データの整理整頓。

　リーフマスターでの地図作成は南湖はほぼ終了しているのですが、北湖の一部を作成中。

　リーフマスターで作成した地図をローランスのＬＣＭやＡＴ５に変換するのは出来るのですが、ハミングバードの地図形式に変換することができない。

　作成途中のアイコンに「ハミングバード」という欄があるので、てっきり出来ると思っていざ実行してみると失敗。

　リーフマスターでロランスの地図を作成している人も少ないというのに、ましてやハミングバードとなると国内ではかなりのレアなケースですよね。

　ドクターデプスがハミングバードに買収されて、リーフマスターが作られた筈なので、リーフマスターでハミングバードの地図形式が出来るというの自体が虫の良い話なのか？アメリカでは地図ソフトが普通に売られているから、リーフマスターなどを使っているのも日本限定だと考えると、英語でググるのも価値がないかもしれない話。さて、これはどうやって解決するべか？

　日本の狭いバスフィッシングシーンの中でも、さらに狭いリーフマスターの世界、そして、もっと狭いハミングバードの地図形式という誰も前に歩いている人が居なさそうな迷路に入り込んでおります。でも、ロランスで出来ることがハミンで出来ないという事ですから、代理店の岡田商事さん、これを解決しておかないとハミングバードの国内普及がしないと思うんですよね～。

　ぜひとも、解決策を知っている方がおられましたらご教授くださいませ！