12月28日平村ガイド「海上釣堀で目論見外れ」
年末で年賀状も書いていないのに、「釣り」です。
「年始の魚を海上釣堀に行って釣ってこよう!そしてご近所にも年末の挨拶を鯛を持って回って、さらに正月は魚三昧だ!」という目論見のもと、後輩Tと琵琶湖ガイドK氏の3人ではさま浦釣堀センターへ。
写真は終了直前なので空いているように見えますが、年末年始は同様の趣旨と、他の釣りが低水温でオフとなるので海上釣堀は超人気のシーズンのようです。30日辺りからは予約も取れない程の盛況ぶり。
前回は11月の初旬に6人でいかだ小を貸切、慣れない浮き釣りではなく、バスロッドでの脈釣り、フカセ(こちらの業界用語でいうノーシンカー)で攻略して、それなりに釣ったので余裕はあったのですが・・・。
そこは釣りです。
やはり低水温になると海上釣堀だって難しくなるようで、朝からノーバイト。
自分達の入った3番の大イケスは合計8人でしたが、開始2時間ぐらい全員ゼロ。他のイケスではポロポロとつれ始め、上手い方だと3時間ぐらいで鯛5枚ぐらいという感じで、全体的に釣れていません。
事前の釣果情報だと、それなりに釣れているのですが、そこは釣りの釣果情報。MAX釣果であるのは間違いありません。我らの筏は全員沈黙のまま。
かろうじて、隣のオジサンが1匹鯛をキャッチ。その後にスレでワラサ1匹。そして他のオジサンに鯛1匹が5時間経過時の釣果・・・。(全員が下手だったのか?)
で、ようやくガイドK氏がバイト(浮きの沈み)を出し始めて、フッキング(アワセ)をするがすっぽ抜け。後輩Tも浮き釣りでレンジ(棚)を合わせ初めて3バイトで3バラシ。
どうやら、アワセが甘いようで、鯛の堅い口に針が刺さっていない様子。
このまま全員ボーズで、屈辱のノーフィシュの救済のお土産「鯛1匹サービス」の適用になるのか?と思っていたら、私の浮きに待望のバイト!
浮きが沈んだところで電撃フッキング!
ヨシっ!ボーズは逃れた!
終了間際30分。「危なかった~」これを見て、すでに諦めて納竿をしていたガイドK氏が、慌てて仕掛けを作り始める。さすがはガイドで、手早く仕掛けを作って、レンジもあわせて2バイト!
見事フッキング、あとはネットイン!
が!バラシ、バラシ・・・。
という訳で、二人は屈辱のお土産鯛を貰う羽目に。まぁ、釣った私も1匹だから結果は同じなんですが、精神的には・・・。「ね、分かるでしょ!釣り人なら」
でも、全体としてはゼロの人もかなり居たけど、釣っている親父達は2桁以上も。やはり実力です。平均年齢60歳ぐらいの世界ですが、70代のお爺さんが11時ぐらいの段階でノーフィシュの私達の後ろを鯛5枚ぐらいに青物2匹ぐらいをスカリに入れて、もう充分やから帰るみたいな行動をされて、若者(全員30代ですが)マジ凹みです。
普段、仕事で釣りをしているから、それなりに腕に覚えがあるのですが、そんなもの簡単にヘシ折られます。
釣りの世界は深い!
釣れなかったので、またリベンジしてやろうと思いますし、釣れたら、また行きたいと結局、いつまでも釣りしているのです。
という訳で、その日に刺身と塩焼きにして、後日干物にして食べる程度しか釣れず。ご近所の挨拶回りには、別途、お菓子を買って行く羽目に。トホホ。。。
これで年内の釣りは全て終了。新年は4日からガイドスタートです。
カテゴリー: 海釣り




















