1月29日平村ガイド「貝捨て場はどこ?」
気温0℃の琵琶湖に戻ってきました。
気温28℃のフロリダから0℃の琵琶湖へというギャクのような話です。しかも時差ボケ中・・・。
さて、本日もゲストさんのご希望は釣りではなく、魚探掛けによる地形把握。
今日のゲストさんのGPSはGB200です。操作系はわかり易いですが、反応速度が遅いのが気になるモデル。
さて、この手のガイドで各地を回るのですが、多い質問として「貝捨て場はどこ?」というものです。プリンスホテル沖にある貝捨て場ですが、地形的には周囲よりも1m程度飛び出したなだらかなハンプ状のものが数箇所ある程度ですから、結構、知っていて注意していてようやく「コレだ」と判るものです。
知らずにボケッと魚探を見ていてはウィードに埋もれているので、結構見逃しやすいかもしれません。
ただ、透明度の高いときには本当に貝がボトムに大量に沈んでいるのが見える事もあります。それから、貝捨て場と言われる地点以外にも、ディープホールの北東、南東にも同様の小さなハンプがあって、そこも釣れる場所となっています。
あと、瀬田川のJR鉄橋の北にも貝捨てハンプがありますし、その北側は粟津湖底遺跡として調査され浚渫跡となっています。この辺は滋賀県の文化財系の資料を見ると、遺跡の分野で知ることができます。
それにしても、渡米している間に随分と水温が下がっていました。
イージーだった1月もそろそろ終りで、2月はそれなりに厳しくなるかもしれませんね。
あと、ビックリしたのが藻刈りが実施されていた事。
この事業は滋賀県の直轄事業ではなく、一旦、財団法人を通じて行われているようで、その中には企業の寄付金も含まれているようです。有名お茶飲料メーカー、コンビニも寄付されているので、「湖上で藻刈り事業を疑問に感じている本人が、実は間接的に寄付していた。」という笑えないオチもあったりします。
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