2月28日平村ガイド「早春のパターンで」
28日、ようやく通常の釣りのガイドに戻り、パターンを模索。
晴天無風の週末となり、普通に食わせるのが難しい状況なので、ワイルドサイドのスピニング61ULを使って、カットテールノーシンカーを浚渫の8mに落とし込む展開でファーストフィシュ。
感度が良くて操作性の良い61ULならではのバス。この時期はロッドが長すぎると、ワームを動かしすぎてバイトが出ないのでショートロッドが必要。だから61ULの出番。
さらに5mラインにあるウィードに掛からないようにガードを付けたいけど、ガードを付けると低水温なので、バイトからフッキングが難しくなるので、ノーガードでFINAのDSR132の#3という小型フックを使用する。
ただ、釣れたバスが白っぽい越冬の個体だったので、もう少し水深を上げた展開にすることに。
今度は4mのウィードアウトサイドエッジ付近をソウルシャッド62DRでドラッキング&ジャーク&ステイ。ジャークがしやすいワイルドサイドの69L+を使用すると、ちょうど良い感じにソウルシャッドがボトムにタッチする感覚が分かる。ウィード1本を確実に感じての釣りとなるので、やはり感度が高いワイルドサイドが役立つ。2万円台で感度とトルクをここまで両立しているのは、実釣に入って今更ながらに改めて驚く。
ステイ時にバイトがあり、ソウルシャッドの標準装備されたピンピンのフックで1本掛かり。ソウルシャッドは純正で良質なフックが付いているので交換の必要がないのが嬉しい。
また、このクリアーな状況で晴天となると、カラーがモノを言うのですが、このワカサギ系カラーを始め、ラインナップのカラーリングが素晴らしい。ソウルシャッドのカラーリングには「相当に熱が入っているな」と感じる。
ラインはニトロンウォーカーF1の4ポンドで潜らせることを優先。あとはワイルドサイドのアラミドパワーで浮かせてラインを守れば良いという考え方。アラミドはパワーやトルクが目立ってしまうのですが、ロッドの曲がりを深くできるので細いラインを使う時にも役立つ。明らかに今年から導入したタックルに助けられたパターンでした。
さらに、ゲストさんにはシャロー側でクランクで。
ニシネルアーワークスのクランクでキャッチ。このクランクの完成度の高さは実物を見て驚く。
普通のクランクならば、ボトムノックでヒラを打つ瞬間にバイトするのですが、潜らせて中層で乱れてヒットしていた。ブレードとの組み合わせで中層の何も無い地点でもバイトを誘発するようだ。
早春で簡単ではない状況ですが、ちゃんとパターンを組んで理論通りに追いかけていくとバイトが出る展開。そして、早春ゆえに非常に釣り方にもセレクティブな為、ルアーやタックルにアドバンテージを持っていないと厳しい状態。3匹共に、ルアー、タックルが優れていたから釣れたバスでした。
それでも、バイト数は多くないので、まだまだミスは許されない状況が続きます。
カテゴリー: 琵琶湖