8月15日~20日平村ガイド「オーストラリア出張」
15日(木)
昨晩から関西空港のフライトでオーストラリアにブリスベン入り。1月に来ているので7か月ぶりのオーストラリア。
ブリスベンとシドニーは何度も訪れているので、ほぼ不自由なく動ける。
今回はオーストラリアのフィッシングショーであるAFTAに荷物を届けることが主目的。輸出品となるので、それまでの業者通関などの手続きで関空の税関に何度が出向いて、税関エリアに入って何度も書類作成を行う。
今日は基本的にゴールドコーストの会場に入って、荷物を渡して業務終了。
冬のゴールドコーストは寒いのか?と警戒していたが、気温28度と快適そのもの。よく常夏とは言ったもんです。


16日(金)
今日はAFTAショーの2日目。とはいえ、接客業務は現地の方たちが行っているので、日中はゴールドコーストを散歩。
夏には訪れたことはあったが、冬は初めて、さすがにビーチで泳ぐ人は少ないけれど、朝からホテルのプールは結構な人が泳いでいる。
昼食にケバブを食べたが、やはり20AUDの2000円コース、コーラ1本500円なので、基本的には大事に食べて、ペットボトルのジュースを飲み残すことは自分にはできない。
午後からAFTAショーに参加して、オーストラリアの旧友達と再会。20年ぶりぐらいに会う友人も多く、お互いに老けたなと笑いあう。
夜はパーティーに参加。
やはり欧米クオリティで、単なる食事会と表彰式でもレベル違いのオシャレ加減。カクテル光線の中、人気タックルが紹介されたり、政府のコメントがあったりと盛り上げる。
政府は釣りのために、漁業の網をどけて釣り人が釣れるようにしたり、政府として釣り業界は重要産業との認識で、規制をするだけの日本との違いを痛感する。日本政府や役所が魚が釣れるようにして、釣り産業を盛り上がるようにするという発想はなかなか無いですよね。漁業よりも釣りのレジャー産業の方が重要と認識しているオーストラリア政府との違いは残念ながら、日本との違いに落胆してしまった。
ただ、同じ方向に向かおうと日本でも努力されている方もいるので、そこには協力していきたい。


17日(土)
今日はAFTAショーのパブリックデー。いわゆる一般開放日。
とにかく目立つのは子供たちが多いこと。人口的にも子供が多い国なので、そうなのかもしれないが、子供たちが非常に熱心に釣りに向き合っている。
目を輝かせながらルアーやタックルを見ている光景を目の当たりにすると、今後が楽しみでならない。
ダイワさんはオーストラリアでもヤングフィッシングクラブの取り組みをされており、ダイワさんの人気の高さに納得する。
こちらのショーも大手はダイワ、シマノ、ピュアフィッシングという感じで、ジャッカルは中堅クラス。他の日本メーカーも代理店が取り扱っている感じで、日本からも数人の方が訪問されていました。

18日(日)
AFTAショーの後の休日ということで疲れを取るために、ゆっくりと過ごす。
今日は友人家族がBBQをするということで訪問。家は東京ドーム4個分の広さで、ペットは、ダチョウ、にわとり、珍しい鳥、犬、馬、蛇、カメレオン、魚と動物園状態。
祖父母から孫まで集まって総勢12名でBBQ。オーストラリア流のBBQは何度も経験しているが、日本で家を紹介したり、家族を紹介したりするお付き合いというのはあまりないですよね。昔の田舎の家なら可能ですが、今の都会の家ではなかなか難しい。

19日(月)
今日は友人たちが釣りに誘ってくれたので早朝からゴールドコースト付近へ向かう。
バスボートで公園のスロープで降ろして、マングローブ林の汽水域での釣り。
キングサーディンやフラットヘッドを狙うとのことで、水深1mから2mぐらいの砂地のシャローでライブスコープのパースペクティブモードを使ってのライブシューティング。
魚がライブスコープに映ったら、フラッシュユニオンさんのフルメタルソニック14gをキャストしてリフト&フォールでドスンとバイト。
イサキのような魚とフラッドヘッドを何本か釣って終了。
このタイプの釣りは日本でも砂浜のエリアでボートなら可能かもしれないが、こちらは砂浜の潟のような入り組んだエリアがあるので波の心配がないから内水面と同じようにバスボートで海釣りが出来てしまう。日本の場合、こういう潟のようなエリアは埋め立てられてしまっているので、なかなか同条件というのは見当たらない。あえて、探せば浜名湖がこの釣りが可能だと思う。
基本的には国土が広く、歴史が浅いオーストラリアの自然ならではの釣りとなってしまう。
夜は釣ってきた魚を調理。ちょっと手伝うのと日本流の食べ方を紹介するために、卵と半身を煮つけして、半身を刺身にして提供する。やっぱり卵を食べる習慣は無いので、オーストラリアの友人たちは引き気味。刺身は好評でした。一方、友人たちはムニエルなど欧米流に仕上げて魚料理が食卓にならぶ。



20日(火)
本日は帰国日。現在ブリスベンの空港でブログ作成。
このあとジェットスターで成田に向かって、夕方に到着で成田から東京⇒京都へ新幹線移動で滋賀に戻る予定です。
カテゴリー: 海外