11月29日平村ガイド「ロッドテスト」

2012-11-30 08:50:32 前の画面へ戻る

 29日はロッドのテスト。

 そろそろ来期に向けての最終テストの段階です。来期は、新素材「PMXシリーズ」が発売となり、さらにGPシリーズには74レングスの「L、ML、M、MH,H」の5本が追加されます。

 そして、機能を絞った新シリーズの「IHHS(アイアンホーク・フックセッター)」が追加され、最上級機種だけでなく、中級機種においても琵琶湖用がさらに充実。

 

テストアイテム①

◆IHHS(アイアンホークフックセッター)

 IHHSは、これまで私が琵琶湖でゲストさん用にレンタルしていたロッドを中心に、琵琶湖で使うベストセレクト5本としてリファインして発売。

 このシリーズは初級、中級レベルのアングラーを中心に、「琵琶湖で釣りをするのにロッドを揃えたいが何を買えば良いのかわからない」「今あるロッドの役割が被っていて、上手くロッドを揃えられない」という声にこたえた形になっています。そのため、5本を揃えれば、とりあえず琵琶湖で普通に一年間釣りをして、ほとんど困らないようになるように、それぞれの役割をバランスよく被らないようにセッティングしています。

 それぞれのIHHSアイテム(現在テスト中)は

  • 62L(スピニング)・・・シャッド、ダウンショット、ジグヘッド
  • 66M(ベイトフィネス)・・・スライドのネコリグ、小型トップ
  • 69M(ベイト)・・・マルチカーリーロングなどライトテキサス、テキサス、NS
  • 70ML(ベイト)・・・シャロークランクからディープクランクまで、バイブレ
  • 72H(ベイト)・・・アラバマ系、ヘビースピナーベイト、ジグ、ヘビテキ、パンチ

 以上の5アイテム。これで、私のガイドの場合は一年間を通じて釣りをしてもらえますし、普通の琵琶湖に通うアングラーなら、まず困ることは無いでしょう。感覚としてはゴルフのクラブのセットみたいなもので、5本揃えたら間違いなく琵琶湖南湖は普通に釣りになりますね。

 もちろん、本格的に琵琶湖にハマると、それぞれのパターンに専用のロッドが欲しくなると思いますが、そのときはテクナGPから専用モデルを選んで貰えればと思います。やはり本気になれば、テクナGPのトルクは琵琶湖では欲しくなりますが、値段の事もあるので、IHHSはその辺のバランスもとっています。

 さらに競技者や超ベテランアングラーには素材の素晴らしさを生かしたPMXシリーズが揃っていますが、そちらの説明は競技者である澤村プロや北プロが紹介してくれると思います。ナノ素材の感覚とは一体・・・。

 

 

テストアイテム②

◆テクナGP74シリーズ(Ver、2)

 さて、一方のテクナGP74シリーズは、ロングロッドのリファイン&新たなメソッドに対応するモデルが多くなっています。基本は従来の74よりもフィネスガイド(小口径)を採用し、ロッドがより持ち重りせず、グリップを細身に変化させ、69レングスの操作感を実現しています。

テクナ74シリーズのそれぞれの特徴を見ていくと。 

  • Lはウィードが少なくなった琵琶湖南湖で主流となるであろうライトキャロに最適化を図り、バスボートでもフロントからエンジンに当たらない74レングスでフッキング、食い込み性能を重視しています。
  • MLはシャロークランクからディープクランクまで幅広く対応する巻きモデル。今年、流行の兆しを見せていたシャロークランク、そして一年間を通じて活躍したディープクランク(ファットペッパー、プラス)に幅広く対応。
  • Mはノーシンカーのヤマセンコーからマルチカーリーロングのテキサスなどに対応するワーミングのエース。ロングロッドならではフッキングの有利さが目立ちます。
  • MHは3/8ozパワーグライドジグ、スイミングジグに最適で、最近では北湖のビッグスプーンもこのロッドでやっています。ヘビキャロもOKで、フィネスガイド効果でGWT70CHJの感度を持ちながら、テクナ従来のトルクを維持。
  • Hはアラバマ系、スピナーベイト(ブレードマスター3/8oz)に対応させながら、シャローでのパンチングでも軽量&細身なグリップで疲れ知らずになっています。

で、テストはIHHSの62Lで開発担当が朝から連発。

truth news ブログ写真 2012/11/30

ロッドを曲げてトルクテスト。

truth news ブログ写真 2012/11/30

 

IHHSシリーズもほぼ完成に近づきました。

truth news ブログ写真 2012/11/30

 

開発担当は湖上で業務連絡をしていても、ヒットしてます。業務上のトラブル発生のようですが、バスもランディング。仕事しながら、仕事してます。

truth news ブログ写真 2012/11/30

 

ずっと電話しているのですが、それでもキャスト、アクション、ランディングとしてしまう。

truth news ブログ写真 2012/11/30

 

私はIHHSの72Hで54cm。トルクも、曲がりもOKです。

truth news ブログ写真 2012/11/30

他にも来期のワームもテスト。これはと思うアイテムなのですが、フィッシングショーまでお預けです。

あと、ハードルアーもテスト継続。

truth news ブログ写真 2012/11/30

また、釣ってはいけないスイムテスト用で、キャストしたら・・・。

「フックを折れ」と業務命令が発令されますが、ついつい・・・。

 

 今回も様々なアイテムをテストしていますが、琵琶湖向けアイテムは、それぞれが昨年の傾向を元に、ウィードが少なくなる琵琶湖南湖で使うべきアイテムを予想して作っております。

 ウィードが減少してくることで、活躍するルアー、リグがそれぞれ変化してくるので、それにいち早くタックルを対応させるのが、自分のガイドを楽にさせることに繋がります。琵琶湖の自然環境の変化を嘆くばかりでは始まりません。来期の琵琶湖に向けたアイテムは、そんな新しい琵琶湖パターンを想定したものが中心、ぜひ来春のフィッシングショーで見てください。

 

テーマ:琵琶湖

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