7月後半のサボっていたブログを更新です。とにかく猛暑だったので、まず第一に熱中症にならないように、ガイド後にしっかりと睡眠をとる事にしてブログが後回しになっておりました。
この時期に一番怖いのは、熱中症でガイドに穴を開けることなので、疲れたらブログやSNSは後回しにして「寝る」を優先させて頂きました。
そして、ようやくガイドキャンセルで時間が出来たので一気に更新していきます。
13日(土)「ダム湖」
この日は、前日に琵琶湖の北湖の大浦でガイド終了して南湖までボートを牽引して戻ってきたのが19時頃、そこから今度はアルミボートの準備を始めて深夜の2時に出発。
ダム湖に到着したのはガイドスタートギリギリの6時前、早速準備をして湖上へ。
ダム湖でこの時期釣りをするときは、春ならばスポーニングの進行状況ですが、アーリーサマー状態なので、サーモクラインをチェックして何mまでで釣るのか?を決めること。
そのため、まずは水深別に水温を測っていくと、水面が23度、1m22.9度、2m22度、3m21.5度、4m21.1度、5m19.3度、6m19度、7m18度、8m17.6度、9m17.3度、10m17.2度、11m16.8度・・・。という具合になっていたので、水深5mレンジと見切って、そのレンジでベイトの多い箇所はホバストで、ゴロタ系の箇所はザリガニ系を意識してフリーリグで攻める。
これが1発回答で、スーパー入れ食いモード。40アップの連発で一気に3桁釣果。
ホバストはワイルドサイドWSSST59ULにXbraidのリアルDテックスの0.3号、0.45gのスルーネイルを挿入した2.5インチのビローラスリム。
キモはリアルDテックスの0.3号で飛距離を出すこと。やっぱり0.4号よりも0.3号で、リアルDテックスの編み方が滑りをよくしていて強度を出しながらも滑りがよくて、このホバストの釣りには最適。
そして、5m前後の水深でスイミングさせること。もうバイトが止まらなくなって10パック以上消費するという不経済な釣り(Dスタイルさんには経済効果抜群です)。
50アップも6本入り爆釣モード。。。
ただ、フリーリグはイマイチバイトがあるもののノセられなく、翌日以降の研究課題に。
トータル128匹
14日(日)「ダム湖」
昨日の結果からフリーリグをメインに攻めていくとバイト多数。まだ梅雨の末期ということで時折、豪雨になったりするものの、雨パワーでよく釣れる。
昨日ワイルドサイドのWSC64Lでフリーリグをしていてアワセが決まらなかったので、ゲストさんにはワイルドサイドサイドのWSC67L にしてもらった。
これで少しフッキングパワーが増したのでフックアップするようになり、ゲストさんの持っていたボトムアップのハリーシュリンプが炸裂。水中を見ていると、たまに出てくるザリガニのサイズとぴったり一致しており、カラーも抜群に一致しているので、これが大当たり!40アップなど多数の展開でフリーリグのバイトだけで50バイトぐらいあって、もうフッキングしまくりの一日でした。
ゲストさん27匹
15日(月)「ダム湖」
まだまだ梅雨の様相でシマノのゴアテックスレインが威力を発揮します。
モンベルのゴアテックスレインも使っていますが、モンベルは山登り用なので軽量化されていて薄目ですが、シマノはやや厚めのしっかりタイプ。上下ともに釣り用に開発されているので、ポケット位置がライフジャケットと干渉しなかったり、釣りに合理的なデザインとなっています。モンベルやシマノは日本人体形に合わせてあるので、私は純日本人体形なのでジャストフィット。雨の日の釣りはレインウェアの性能勝負です。浸水したら負けです。
さて、釣りの方はフリーリグとホバスト展開。
ホバストはフックのセットの仕方が問題で、フックを真っ直ぐに差すことでI字系のように真っすぐに泳がせることが可能になります。そのため、いかに真っすぐワームにフックを刺すかが勝負。そこで、道具を使うのですが、私がおススメしているのが、セリアで100円で売っている「ワーム刺し」という道具。ダイワさんにもスーパーミミズ君というミミズ刺しの道具があって、ワーム刺しに使っている方も多いのですが、実はセリアのワーム刺しの方が注射針の太さが太くて、フックを固定しやすく優れています。
なかなか言葉で説明しても理解できないと思うので、ガイド時には湖上でワーム刺しの使い方をレクチャーさせて頂いております。
さらに、シンカーはジャッカルの「スルーネイル」
こちらもホバストに欠かせない真っすぐにネイルシンカーを刺すという行為が簡単に出来る「穴あきのネイルシンカー」で、ガイド穴に針を刺してワームにシンカーをセットします。
このフックとシンカーを真っ直ぐに刺せれば、もう釣れたも同然!
ゲストさんにレクチャーしたら、ホバストでビッグサイズがヒットで自己新更新!
ゲストさん15匹
16日(火)「ダム湖」
好調のホバストはゲストさんが67L が無くて、63Mで挑戦。「ちょっと硬いかな?」と思っていたら、案の定バイトを弾きまくり。そして、ラインのポンド数が67L+に合わせているので、63Mでフッキングするとラインブレイクしていまう。「次は67L+買う!」と宣言して帰られました。
そして、このあと事件が・・・。事件については湖上でお話します。
ゲストさん8匹
17日(水)「会社業務日」
滋賀に一度戻ったので事務所で荷受け。実は結構面倒な業務が荷受けで、宅配便からの荷物を受けるだけの仕事ですが、一人の事務所で荷受けするには自分が宅配便の時間指定の時間に居る必要があり、佐川さんやクロネコさんならば夕方以降の時間指定でも間に合うのですが、この時期は18時まで大浦でガイドしていると、南湖に戻ってきたら20時になってしまい、19時~21時の時間指定でも荷受けできない事も。
さらに、福山さん、フットワークさんからの荷物だと日中しか指定できないとなると、今度は営業所まで受取に行くのですが、段ボール40箱ほどの荷物となると、軽トラの手配をしなくてはいけないなど制約も。この日だけで段ボール60箱を各社から受取して事務所内は歩く場所もなくなる・・・。(皆様のお陰で景気が良いので感謝しなくてはいけません!)
夕方には所用のあと京都の本社へ。日中は御池通り沿いで祇園祭りの山鉾巡行でたどり着けないので夕方に出社。
18日(木)「琵琶湖」
午前中は南湖でサイズ狙い。朝は涼しく良い感じなので釣っておきたいのですが、なかなかバイトのない状態のまま暑くなってきたので一旦終了。
さすがに日中は猛暑なので休憩時間を長くとるのですが、ゲストさんはキャンピングカーでお越しなので、すごく快適そうで羨ましい限り。
午後からは北湖で数狙い。こちらイージー展開で水深5mから8mレンジを中心にホバストとダウンショットで釣っていく。
先週までは水面にも出やすかったのですが、水温が29度まで上昇しており、本格的な夏モードでバスはサーモクラインまで下がっている様子。
なので、ダウンショットで水深15mレンジの5m~8mレンジにスイミングしてやると入れ食いに。
ラストはフリックカーリー3.8の1キャスト1ヒット状態。夕方の入れ食いは凄かったが、サイズが上がらずでした。
ゲストさん35匹
19日(金)「ダム湖」
再びダム湖に戻りましたが、やっぱりダム湖は涼しい。朝の気温が22度ぐらいで琵琶湖よりも涼しいのは助かります。
雨は断続的に降ってきますが、その分、活性は高く、ホバストとフリーリグにバイトは多い展開。
タックルもゲストさんWSSST59ULとWSC67L でぴったりとセッティングを合わせて順調にキャッチ。
数もサイズも伸ばして30本ほどキャッチ。
さて、私はドジな事にトランサムセーバーを付けたまま入水したようで、夕方はトランサムセーバーを近所のホームセンターで部材を買ってきて作ってみることに。
ゲストさん30匹
20日(土)「ダム湖」
スタート直後からゲストさんのスピニングが不調。どうやら飛距離を出したくて、スプールに溢れんばかりにPEラインを巻かれたようで、10分おきにラインがドバっと出てしまってFGノットの刑。
ゲストさんが第一精工のノッターがないとFGノットが難しいそうなので、私がFGノット係です。
ノッターと手でやる場合、向きが逆になるので、頭で理解しようとすると結構難しい。感覚として覚えてしまった方が早いのですが、結局、こういうノッター忘れもあるので、手でもFGノット出来るようにしておいた方が良いでしょう。
さて、前半はライントラブルばかりで、ホバストの釣りはほぼ釣りにならずに、フリーリグのパターンで釣っていく。バイトも多いけど、なかなかフッキングに至らずにやや苦戦気味。
午後には強風となって、雷雲が発生したので早めに帰着して終了。
帰り道は自作したトランサムセーバーの強度がイマイチでコンビニやサービスエリアに何度も立ち寄りながら補強を加えて帰宅。
ゲストさん10匹
21日(日)「会社業務日」
荷受けした荷物の確認作業。さすがに60箱の段ボールに入ったルアーをチェックするだけで1日作業。
毎日、釣りと釣具に囲まれた幸せな人生ですが、段ボールの壁を見ると流石に・・・。