1月17日 大熊ガイド「1/14~1/16 COSTA FLWシリーズ オキチョビ湖」
まずはこのFLWシリーズタイトルスポンサーが昨シーズンまでの乾電池メーカーのRayovacからサングラスメーカーのCOSTAに変わりました。なんだかついこないだにRayovacに変わったばかりだったのに、大人の事情ですね。
プリフィッシング最初の頃はいつものように簡単にビッグフィッシュが釣れる楽しいオキチョビ湖。
さてプリフィッシングの段階では例年以上に暖かかったオキチョビ湖ですが、大会3日程前にまずは一発目の寒波が到来、そして前日にも更に強烈な寒波が来てしまい水温がそれまでから一気に5℃以上冷え込むという非常に難しい天候条件となってしまいました。しかし、こうした天候の変化はこの時期のフロリダではいつものこと、最初の頃は戸惑いましたが、今回は「またかよ…」程度までは私も成長しました(笑)。
日の出から日の入りまでひたすらキャスト、キャスト、キャスト。
どこまでも広がる湿地帯植物群、まさに無限。
しかし、そうした変化に慣れたところで釣りが難しくなることには変わりはありません。しかも今回の参加者は250艇!!、先週末も230艇規模の大会が同スタート会場で開催されており人気エリアは大会前からボートだらけ!!フィッシングプレシャーも高くなっていました。そうした事前条件から今回は1時間ほど遠方での釣りを考えていのですが、今期のオキチョビ湖は毎日北よりの強い風が吹いており、大会当日も強い風の予報が出ていました。こうなると私が考えていたエリアまではリムキャナルなどを使って波を避けつつ大きく迂回して行くしかなく片道1時間30分ほどの時間を要することになり、大きく釣り時間を削られることになります、水温の低下によるスローな釣りが要求される条件ではこれはあまりにリスクの高い選択肢となります。
色々と悩みましたが、結論として初日はあまりバッティングのない近場のマイナーエリアを選択、1オンスジグを使ったフリッピング展開で6lbオーバーを含む14lb弱を釣り、初日は28位からのスタート。
初日のキッカーサイズとなった6lbオーバー、この魚が入ることで一気に展開が変わります。
具体的な釣り方や魚のポジションはプラクティス通りではなかったものの初日に釣ったエリアは他の選手もあまりおらず、魚の勢い?も感じていましたので2日目も同様のエリアで行くことに。
2日目は朝から土砂降りの雨!!程なく初日とは逆の南からの強風が吹き荒れ、嵐の様相。周囲を植物群に囲まれた私のエリアにも大きなうねりが入りだし、朝からノーバイト!!魚の出入りが激しいエリアとは思ってはいましたが。
しかも悪天候からか比較的スタート会場から近いこのエリアにはこの日多くの選手も入ってきてしまっていました。
それでも近場の利を生かし、細かくエリアを修正してお昼までにはリミットを釣ることには成功。しかしうねりによる底濁りが酷くなるに従いバイトも弱く、グッドサイズをミスってしまう場面も。
最終的には完全に底濁りが蔓延し全くのノーバイト、しかも更に天候が悪化、風速は余裕の10m/s越え、瞬間的には20m/s以上吹いている場面も、雨は土砂降り、災害級。竜巻警報も出るほど、後半は私の釣り経験史上最大級の悪天候となってしまいました。これでは大きなエリア変更も出来ず、リミットそのままの9lb弱のウェイトで2日目を終了。
3日目を釣るTOP10、この半分は地元のいつもの面子。それがフロリダです。
結果トータル22lb強で45位でフィニッシュ、ウェイトは落としたものの賞金圏内には留まることが出来ました。今回はオキチョビ湖としては非常なローウェイトの試合結果となり私ももう少し上を狙える展開で悔しさが残ることとなってしまいました。
さぁ、次は同じ水系のキシミーチェーンでのBASS OPENの初戦です、日程が近いので更に気合を入れて頑張りますっ。
カテゴリー: 琵琶湖