難しいパターンをどうする
3月30日、10時スタートの6時間ガイド、朝が遅いと体は楽だが、湖上に出てからパターンを組み立てるのはヒヤヒヤする。
スタート直後に入ったディープでベイトが消えていた。しばらく粘ってみるが、ベイトのいな
いディープにはバスもいない。で、すでに1時間で11時。
これはヤバイとパターンを切り替えて1投目でバイブレでにヒット。昨日一日休んでいるため
肩の調子がいいから、どんどんキャスト。すると2本目も私にヒット。ゲストさんにもバイトはあ
るがフック交換していなくて乗らない。
最近はバイブレーションとジグヘッドがメインパターンとなっているが、バイブはセッティング
が命、パラボリックなカーボン&ナイロンというセッティングがベストでグラスだとウィードの切り
が甘い。PEを組み合わせるという手段もあるが、強風下のキャストが多いのでバックラシュで
一撃の終わりというのが怖くナイロンをベースにセッティングしている。
一方のジグヘッドはボトムを触らないというのが最大の秘訣なのだが、バイトがあるのは1時
間に1回あるかないかという寂しさ。その間、ずーと中層を泳がすというのは不安になるのは
仕方が無く、ついついボトムに触りたくなる。そこでボトムを触るとトコトン釣れなくなってしまう
ので、早めに1本目が出たら自信が出て、そのまま釣り切れるのだが、反対の場合は・・・
バイブレーションにしろ、ジグヘッドにしろ、難しいパターンゆえにアングラーの技量の違いが
モロに出てしまう。こんな難しいパターンでのガイドは早めに辞めたいのですが、まだまだバス
がこうした特殊なパターンにしか反応しない。簡単に「はい、どうぞ」と釣ってもらえるようなバス
を見つけられない限り、ゲストさんの苦悩が続く。
ただ、意外と皆さんその難しさを面白がっているようで?釣れたときは難しい算数の問題を
克服できたような達成感はあるかもしれません。出来ないときは凹みます。ですから道具だけ
は完璧に。
カテゴリー: 琵琶湖