2016-09-15 00:26:53
昨日に引き続きワイルドサイド(レジットデザイン)の来期発売アイテムのテストです。

ちょこっと来期発売アイテムの写真をリークしておきましょう。(この写真は指示があって消される可能性もあります。)もしかして、アノ釣り用ですか?
さて、テストですが、各アイテムで魚を掛けていく実践テストです。それぞれのアイテムに適した場所をセレクトして、それぞれのロッドに適合するワームの大きさや重さ、シンカーやリグなどを試していきます。この作業をする事で、仮想したものから実際の使用感との違いを探ります。この作業が甘いと、フィールドで使ったアングラーの満足度が低下してしまうので重要な作業です。私としても来期発売アイテムがどういう使い方で使えるのかをチェックするために、テストアイテムは可能な限り触っておきます。

開発担当者は釣りやすい琵琶湖で、一気にバスを掛けてチェック作業を進めています。
さくっと朝に50アップを私が掛けて、釣れる場所を証明して担当にテストロッドで挑戦してもらいます。
さて、皆さんに紹介リークしておかなければならないのが、琵琶湖向けモデル。昨日紹介したビッグベイト用やソリッドのパワーフィネスと共に、本命なのがこの610H。

南湖の夏を中心とした必須リグのパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)で、ロングロッドはウィードを撃つときにウィードを見て撃つ「ピッチング撃ち」で使うので、72M、72MH、72Hを使用して、610レングスはウィードが水面下で見えない時の「キャスティング撃ち」で使い、3/8ozが610M、1/2ozが610MHというセッティングなのですが、5/8ozになると610MHだと若干もたれるような感じがしていたので、その上のモデルを作成。これでキャスティング撃ちの時に5/8ozが使えるようになります。
この「ピッチング撃ち」と「キャスティング撃ち」ですが、今年は見えない時が多く、長い期間をキャスティング撃ちをしてきました。最近はようやく見えるのが多くなったのでピッチング撃ちも増えたので72レングスの出番も多いですが、610レングスは操作性という点では72レングスよりも優れている。ただ、落す時の角度から言えば72が有利、キャストでの感度とボトムでの微妙な操作では610レングスが有利となります。
パターンの難易度から言えば、見えるウィードを撃つ「ピッチング撃ち」の方が分かりやすいですが、分かりやすい分、船団になりやすくプレッシャーが掛かりやすい。その点、目で見えないカナダモを探す「キャスティング撃ち」は魚探でカナダモを判別するのが分かりにくく、プレッシャーが掛かりにくいのでゲストさんが釣りやすくガイド向きのパターンと言えます。ですから、私はピッチング撃ちよりもキャスティング撃ちの時の方が楽なのです。
今日は、コンディション的にピッチング撃ちのカナダモが目で見えるエリアの方が良かったので、ピッチングで610Hを使用した5/8ozを撃ってもらう。

その5/8ozを使ったパンチショットリグで、実際に担当者にも掛けてもらう。

口で説明するよりも、本人に手で感じてもらう方が手っ取り早いのです。
この辺は、プロスタッフが口で説明して、メーカーの担当者が想像で作るよりも、プロスタッフが体験している事を、実際に体験してもらう方が遥かにモノづくりとして正確さが増すのは言うまでもありません。
実際に作る担当者が、「湖上に出て感じること」これはとても大切です。
しかし、実際にこのサイズのバスをパンチショットで掛けようとすると、それなりのコスト、それなりの時間が必要で、それなりの技術が要求されます。
それをレジットデザインはクリアーしていて、尚且つ、担当者はそれを実現する工場のコントロール、設計の知識を持ち合わせている稀有な存在。しかも、琵琶湖だけでなく、霞水系もリザーバーも、スモールの釣りも、TOP50の現場も同行して釣っているという日本全国を知る男。今週はTOP50の桧原湖戦に同行して日曜日にトーナメントが終わって、月曜に会社によって、火、水と琵琶湖、木曜日の会社に戻り、金曜日から再び桧原湖でトーナメントに入っていくという強行スケジュール。それでも、フィールドでの体感を疎かにはしない。

釣りの技術もマスターズでTOP50昇格権利を持つほどのレベルですから、各ロッドで掛けた50後半クラスも確実にロッドの曲がりを試しながらライトラインでも取り込んでいく。
ちゃんとここまで作り込んでいくので、ワイルドサイド(レジットデザイン)はフィールドに出ているアングラーからの支持が多くなる。
彼らがロッド作りにおいて売上、利益と同等に、フィールドでの感覚を重要視してくれるから、ワイルドサイド(レジットデザイン)をパートナーとして私は選んでいます。
カテゴリー: レジットデザイン