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2月23日平村ガイド「タレックスショールーム訪問」

2018-02-24 14:29:44

 大切な偏光グラスの作成の為に、大阪の生野区にあるタレックスのショールームへ。

 ガイドをしていいて、ロッドを忘れてもゲストさんが釣るので問題は無いのですが、魚探と偏光レンズがないと仕事になりません。本当に重要なアイテムの一つです。

truth  ブログ写真 2018/02/24

 タレックスのレンズは各メーカー採用しているように、偏光レンズとしての信頼性は随一。

 まずはこれまでのデータを見ながら、今の視力を計測。ここのショールームは、計測して、さらに釣りの環境と同じ水面を見たり、フックのアイを見たりと釣りをする環境を意識して作成できるのが魅力です。釣りだけじゃなくて、さまざまなプロスポーツ選手がここに訪れて、自分用の偏光グラスを作成するだけの理由があります。

truth  ブログ写真 2018/02/24

 私の場合、10年近く前にレーシックの手術を受けているので日常生活は裸眼でも問題ないのですが、釣り用のグラスには疲れない程度にわずかに乱視の矯正を入れています。こういう個人に合わせたセッティングというのは、ここで相談して決定します。当然フレームのフィット調整もあるから、市販品の販売とは完成度のレベルが違います。そのため、ここに訪れて作成すると完璧になるのです。

 矯正を入れる為、ガラスレンズにすると重くなり過ぎるので、プラスティックの偏光が私にはベストとなります。矯正してガラスにすると重くなるので、今度はフレームの枠を小さくする必要が出て視界が狭くなるという欠点が出ることに。重くなると、今度は鼻のノーズパッドの部分がうっ血して痛みが出ることに。一方、ガラスには歪みの無さ、長年の持ちというメリットもあります。

 レンズカラーは基本はイーズグリーン。偏光度はやや落ちますが、朝夕の時間帯でも掛けたままで入れて、日中のコントラストの強い時間帯はラスターオレンジ、ブラウン系を導入。あまりレンズの色をコロコロと変えると、水の変化を気付きにくくなるので、普段からイーズグリーンで通すようにしています。パンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)などでウィード見たり、サイトでバスを発見したいときにはよりコントラストの出るエアリーパープルなどの使用もします。

truth  ブログ写真 2018/02/24

 ただ、基本的には80%がイーズグリーンです。

 そして、今回は夜間用の偏光グラスを作成することに。これは夜間の繁華街などのギラツキが乱視にとって見難くなるので、度付きの明るい偏光グラスで対応します。

truth  ブログ写真 2018/02/24

 下の3種類がモアイのグレー、パープル、ブラウンで、グレーを選択。

 これで夜間の運転も楽になります。

 今まで使っていた偏光レンズも痛んでいるという事で、レンズを交換してもらうことに。

truth  ブログ写真 2018/02/24

 偏光レンズはプラスティックの膨張と金属加工された表面との膨張率の差により、劣化するので2,3年に一度はレンズ交換となります。

 ただ、使用しているものの方が、風通しが良くて傷みが少ない事もあるそうで、ストレージなどに保管していたものの方が劣化度合いが酷くなっておりました。

 なかなか個人レベルでは判断しにくいのですが、プロの方が見ると「かなり痛んでいますね」と分かるようで、偏光度が落ちているそうです。

 長年、使われている偏光レンズをお持ちでしたら、そろそろメンテナンスでここタレックスショールームでレンズ交換をしてもらうというのもアリでしょう。見えづらい、視力が落ちたかな?という事も相談しながら、偏光グラスが作成できます。

 

 

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2月18日平村ガイド「リールのオーバーホール」

2018-02-19 07:16:53

 オフシーズンの仕事として、最後になったのがリールのメンテナンス。

 20台ぐらいは使用しているので、1台づつバラして清掃、グリスアップ、注油を繰り返す。

truth  ブログ写真 2018/02/19

 1台辺りの作業時間は30分~1時間。プロだともっと早くないと駄目でしょう。20台をばらして組み立てるだけで2日間。とにかく面倒。プロに出すのも発送、受取りが面倒ですし、自分で行うことに。

 シマノのマイクロモジュールギアはグリス切れはご法度。グリスが切れるとゴリゴリ感が増すので、常に薄く柔らかいグリスが乗っている状態がベストです。

 1年に1回はグリスアップしていますが、現在は20台ぐらいで回しているので、1台辺りの使用頻度はそう高くは無いものの、同じリールを使い続けると2,3ヶ月に一度はグリスアップが必要に。注油に関しては湖上でワコーズのラスペネをシュと注しています。

 こうしてバラすと、ギアが駄目になっていたり、ベアリングが駄目になっているので、二個イチにしたり、パーツ獲りに使ったりするので、出来るだけ同じリールを複数台持っている方がパーツのストックも含めてメンテナンスには有利となります。

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2月16日平村ガイド「冬のメンテナンスの最後はエンジン系統」

2018-02-16 23:45:12

 いや~、穏やかな晴れ!春ですか?

truth  ブログ写真 2018/02/16

 そろそろ、こんなポカポカとした日が増えてくる季節になりました。もう雪は要らんぞ!

 さて、冬のメンテナンスは、船体、エレキ回り、そして最終章はエンジン回りです。

 まずは、フットスロットルの交換です。OMCのフットスロットルからプロラインのフットスロットルに交換です。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 いままでケーブルにアダプターを噛ませていたので、それが原因で動きにムラがあってスムーズさが足りないと感じていたので、アダプター無しで装着できるモノに交換します。

 pull to open ? push to open?この辺りがスロットルケーブルのややこしいところ。 2スト時代とシステムが違うので、ストッパーが無くて困る。どうする?

truth  ブログ写真 2018/02/16

 完全にゼロ点を出して、その後はケーブルでエンジンのスロットルを完全に開けるように長さをネジで調整。

 そして、古いケーブルは交換。だいたい5年から7年に1度は交換しています。過去にワイヤー切れで湖上でスロットルが空けられずにアイドリングで帰った経験から、ケーブルにナーバスな人になっております。ちなみに、ミッションのケーブルが切れた時の方がもっと厄介ですよ。大型艇は電子スロットルになりつつありますが、電気系の故障が起こると、ケーブルに比べてマニュアルで動く可能性がゼロなので湖上で対応のしようがないというのも怖いものです。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 ボートを持っている方でも、意外とケーブル類に無関心な方が多いのが恐ろしい。ケーブルの切れ、プロペラのハブ滑り、エンジンのブロー、ロワーケースの破損、ドライブシャフトのスプライン切れ、これぐらいが湖上で彷徨う原因。あとは、オプティだとコンプレッサー故障も多いですね。電気系も厄介だ。

 まぁ、全てを防ぐのは不可能ですが、ある程度は経験で、これぐらいの年数でこの辺を交換しておくべき?というタイミングは分かるので、その辺の仕事はしておきます。

 そして、トランサムタフナーの交換。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 曲がってます。バスボートのトラブルで、これぐらいは日常茶飯事。驚くことがいっぱい起こります。これを笑って、解決するぐらいの度量が求められるのがバスボートオーナーというもの。決して日本車のようにトラブルレスで乗り続けられるものではありません。そして重要なのは、こういう故障やトラブルの予兆を見逃さずに発見して、修理、予防に努める事です。

 当然、ここは新しい大型のトランサムタフナーをワンオフで作成してもらって固定。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 こういう事をしていると金属系も詳しくなります。鉄、アルミ、ステンとバスボートを持っていると色々と加工することが必要に。

 さらにプラグの具合を確認。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 ギアオイル交換。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 そして、エンジンオイル交換。

truth  ブログ写真 2018/02/16

 シーズンが始まる前に、エンジン系統だけでも、これぐらい仕事があります。こういうメンテナンスが嫌いな方は、バスボートを持つには向いてないかもしれません。これも楽しみの一つとしてバスボートライフを過ごすのが理想的です。個人的には釣りだけを楽しむなら、レンタルボートやガイドの方が気軽だとおもいます。

 こうして、シーズンオフの点検、整備が終わったので、明日から湖上のチェック、ガイドがスタートします。

カテゴリー: バスボート

    

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