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4月27日平村ガイド「ソウルシャッドとスレッジの違い」

2020-04-27 23:19:06

小型シャッドは使用頻度が高く、シャローの巻き、南湖の沖のドラッキング、北湖のキャロシャッドと一年を通じて出番が多い。

主に使っているのはジャッカルの「ソウルシャッド」シリーズとエバーグリーンの「スレッジ」シリーズ。

この2つは同じ小型シャッドでありながら、まったく異なった性質を持っている。

まず、ソウルシャッドは水を掴む系。

truth  ブログ写真 2020/04/27

ソウルシャッドはリップでしっかりと水を掴み、ややファットなボディで確実に水を押していく直進安定性の高いタイプ。

この特徴を利用した高速巻き、クランクのようなタダ巻きでの釣果は他を圧倒する。特に高速巻きでは、リップから水を逃がす系だと回ったり、水面に出てしまったりするが、ソウルシャッドは確実に水中を高速でリトリーブできる。シャッドの高速巻きというパターンは、このソウルシャッドが生まれて定番パターンとなった。

リップが確実に水を掴むのでジャークでの横跳ねは少ないが、その分安定して潜ってくれる。

シリーズには色々あるが、私は58SP、62DR、62DDRを主に使用する。

シャローでの高速巻きでは浅い1mレンジなら58SP、1.5mレンジなら62DR、2mレンジでは62DDRを使う。

ディープでは、水深のある南湖の4mでは62DRをドラッキングで、北湖の6mでは62DDRをドラッキングで使う。

 

 

一方、エバーグリーンのスレッジシリーズはジャーク時に跳ねるタイプ。水を逃がす系となっている。

truth  ブログ写真 2020/04/27

ノーマルのウルトラスレッジは重心移動タイプで飛距離が出る。

一方、CBS(カウンターバランスシステム)モデルは、飛距離が出ないが、横へのダート幅が脅威的。ドラッキングで使うのならばCBSだが、なかなか入手困難。特に良い色はなかなか目にしない。

truth  ブログ写真 2020/04/27

ウルトラスレッジのCBSモデルは主に南湖の4mのドラッキングで使用する。秋に小型サイズが湧いている時には、無敵を誇る。

truth  ブログ写真 2020/04/27

また、リップの短いスーパースレッジは北湖のキャロシャッドで6mから15mを攻略するために使用。キャロシャッドとの相性は抜群。

とにかく軽いロッドワークでも、スパっとダーとするスレッジシリーズは毎年追加購入する定番品です。

ただ一つだけ欠点があるとするならば、純正のフックがダメすぎる点。ですから、スレッジは買ったら即フック交換してください。これはかなり重要です!

 

ウルトラスレッジとソウルシャッド62DRのリップ比較。

truth  ブログ写真 2020/04/27

ほぼ同じ大きさだが、リップの根本の処理の仕方が異なる。あとアイポジションも異なり、ソウルシャッドの方がボディ寄りとなっている。

こうしたリップの形状、アイポジション、そしてボディ幅、ウェイトの位置によってルアーはアクションが異なる。ルアービルダーの方なら、どう設計したら、どう動くのかが理解できるのだろうが、私はそこまでの域には達していない。

それぞれのアクションの違いを理解して、それぞれを適材適所で投入していくのがルアーフィッシング。やっぱり、そこも面白い。

 

 

カテゴリー: ジャッカル

    

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4月26日平村ガイド「オールドダイワのウィグルワート」

2020-04-26 20:39:38

オールドルアーというほど古くは無いけど、もうオールドダイワとしてジャンルの成立しているジャパンカラーのウィグルワート達。

truth  ブログ写真 2020/04/26

子供の頃に欲しかったルアーを今になって集め直しております。

truth  ブログ写真 2020/04/26

全6カラーをコンプリート。ちなみにお値段はオークションで2万円近くで入手したモノもあります。

団塊ジュニアのバスアングラーにしか共感されないだろう世界です。

80年代にアメリカで交渉して、ジャパンカラーを作っていた方がいると胸が熱くなる。

80年代のアメリカでテレビを売っていた人、車を売っていた人、本当に凄いと思います。

今の時代のルアーが40年後に値段が付くのだろうか?

カテゴリー: 雑記帳

    

4月24日平村ガイド「スピニングリールのメンテナンス」

2020-04-25 22:53:37

あまりしないスピニングリールのメンテナンス。

ベイトリールの方は巻き心地、飛距離などモロにメンテナンスの効果が出てくるのですが、スピニングリールは飛びは変わらない。なのでメンテナンスが面白くない。

truth  ブログ写真 2020/04/25

スピニングでメンテするのはギア回りの注油。あとはドラグ回りの清掃です。

truth  ブログ写真 2020/04/25

一番神経質にチェックするのは、ラインローラー部分の清掃、注油です。

truth  ブログ写真 2020/04/25

スピニングリールでここが一番汚れる部分であり、このローラーベアリングの動きが悪くなると、一気にライントラブルが増えるので要注意箇所。

ここをきっちり分解して清掃するのが、私のスピニングリールのメンテナンス。このベアリングだけはいつも動きをチェックしています。

※面倒な方は、プロにお任せした方が良いでしょう。

 

基本的にはスピニングリールは17コンプレックスを3台と替えスプールが2台。先日、F6のコンプレックスにF4スプールを合うかな?と思って填めてみたら、スプールサイズが微妙に違うことが判明。やはりF6にはF6の替えスプールが必要でした。

truth  ブログ写真 2020/04/25

同じリールにしておくと、湖上ですっとラインを交換できますし、PEを巻いていても、捨てずに置いたままに出来ます。替えスプールが沢山無いのが一番困ります。

ですから、リールの機種をバラバラにしてしまうと、スプール交換が出来ず、パーツも共用できないので不便。なので、だいたい2世代進化したら3台交換して2個スプールを購入して「3台本体&5個スプール体制」となります。

価格的には2万から3万クラスで今は17コンプレックスCL4。本当はバンキッシュクラスで揃えたい所ですが、ランディングネットに引っかかりやすいので、落水率はスピニングリールの方が高く、ガイド中に落とした時の精神的ダメージを出来るだけ抑えるために中価格帯で我慢です。これ以上価格を下げると、剛性やドラグ性能で不満を感じるので、このクラスです。17コンプレックスもそろそろ来年モデルチェンジですかね?

お客様におススメするのは、買えるのなら、バンキッシュ、やっぱりステラ!軽さならバンキッシュ、剛性ならステラですね。

ただし、財布には優しくないのも事実。

ちょっとお求めやすいのでしたら、19ストラディックですね。

カテゴリー: バスフィッシング|琵琶湖

    

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