6月3日平村ガイド「テストラン」
ガイドキャンセルで空いた時間を利用して新しいトライトンに取り付けるエンジンを決めるためのテストラン。
元々はマーキュリーの250プロXSが付いていたのですが、毎日乗ることを考えると2サイクルはオイルの補充が面倒なのと、ビワマスでトローリング時にアイドリング走行が多くなると「かぶる」ことが多いので、4サイクルエンジンを搭載します。
元の250XSの重量が230キロなので、それに合わせてスズキのDF200Aの4気筒を載せてみる。

重量は同じ250キロですが、馬力は200馬力。
テストランで湖上を3人乗って走るも問題なし。普通に走るし、特に大きな問題は無さそうですが、4人乗ると立ち上がり、大荒れ時のしゃくりが無くて、波に突っ込む可能性がありそうでした。
この点を改善するには、今度はV6のDF200を搭載してテストしてみます。V6エンジンは260キロあるのですが、この排気量になると200、250、275馬力が使えるので、260キロの重量を積んで船がどんな浮き姿勢になるのかをチェックして、乾舷をチェックして船舶検査が通るかを調べなくてはなりません。
ガイド業の場合、船長1人と1名から3名の乗客を搭載するため、重量が大きく変化します。これらの重量を計算してバランスよく走り、低燃費に抑えるようにセッティングしていきます。
という訳で、次はV6エンジンを搭載してのテストランが必要となりました。
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