1月19日平村ガイド「今週は東京~滋賀~東京」
今週は東京からスタート。

【東京の拠点】
渋谷に週前半は滞在して、東京各地を回る。
だいたい1年に1週間程度、冬の期間に東京周辺の仕事を片付けておりますが、品川、秋葉原、池袋と色々動きを考えて拠点にしてみましたが、今回は渋谷。
動きやすさから言えば、秋葉原かなと悩みながらの拠点セレクトなので、関東在住のゲスト様、またアドバイスお願い致します。

【海外クライアントのアテンドin Tokyo】
さて、今回は海外からのお客様のアテンドが主な業務で、途中に観光地などもご案内。

京都、大阪ならば地元感もあるので、迷わずにお店もセレクト出来ますし、観光名所もそれなりにセレクトは出来ますが、東京となると厳しい。
希望が明治神宮、原宿だったので、竹下通りなぞを10代の海外ゲストの娘さんと共に回るが、世代として付いていけず・・・。

まぁ、全世界共通でティーンエージャーの女子と言えば、映えスポットな訳でして、虹色の綿菓子買ったり、長いポテトリング買ったり、写真撮ったりで竹下通りを堪能してもらう。

お父さんは、当然釣り関係な訳でして、渋谷で上州屋さん、SANSUIさんを回る。キャスティングさんにも行きたかったが、渋谷からどこに行けばよいのか分からず断念。
【ラインスラックさん】
他にも取引先を数件回って

前から訪れてみたかった小倉さんのラインスラックにも立ち寄る。
浅草にあるトップ中心のオリジナルルアーだけのお店なので、馴染みがないと思いますが、店主の小倉さんは某メーカー開発時にお世話になった方。
とにかく、こちらが欲しいアクションをすぐに出せる方で、造形に関する知識は素晴らしく、釣れるルアーにする事ができる開発者。
最近の開発に多い「CADが出来る人」ではなく、「動きを出せる人」という方です。
私もガイドとして様々な開発の方と接してきましたが、ルアーの開発と言っても皆様いろいろな方がおられます。
ルアーを作ると言っても最終は工場が作るので、デザインや企画となってきますが、企業が作るモノですから、「製品」を作るだけでなく、利益となる「商品」が求められます。
企業としては商品を作る人を開発者とするので、いかに儲けが出る商品(売れる商品)を期日までの作れるかが優れた開発者となります。
一方、釣り人としては釣れる製品(釣具)を作る人が優れた開発者となります。
本当は後者の開発の方が多い方が、釣り人はハッピーになる訳ですが、営利を目的とする企業が行う活動ですから前者の方が会社に残る傾向にあります。そりゃ会社に利益をもたらす人が会社に残るのだから当然の事です。
しかし、釣れる釣具を作る開発者の方は、やっぱり本物に気づくアングラー達は気づいてしまうので、一定のファンの方が付くようになります。(できれば、そういう方が多い事を望みます。)
その結果、独立されたり、会社を移籍されても、ファンの方はメーカーじゃなくて、開発者の方を追いかけていく事になります。

今回、訪れたラインスラックの小倉さんもそんな感じの開発の方で、本当に釣りが好きで、釣りたいと思ってルアーを作るタイプの方。
お店にはファンの方が多く、浅草でファンに囲まれて暮らされている感じです。
だから、ラインスラックのルアーは、「知る人ぞ知る」タイプのものばかり。動かしてみて、「あっ」と気づけるのならば、こちら側に仲間入りです。
【琵琶湖遊漁船業協会の総会】
滋賀に戻ってきて、琵琶湖遊漁船業協会の総会に出席。
国交省の救命イカダの件で、理事のメンバーさんが議員さんを通じて国交省との実証実験を行ってくれました。
さすがに、バスボートに巨大な救命イカダを搭載すると問題があるという事で、この件については一旦延期という判断が下されました。
遊漁船というと10名以上乗るような漁船タイプがイメージされるので、施行前にバスボートを視察して頂けたのは本当に良かったと思います。
今回、この件に関してご尽力頂きました団体、企業、議員、省庁、公共団体、理事の皆様に感謝申し上げます。

協会は、こういう全体利益のためにあって、個々のガイドにとっては面倒で意味がないと思うかもしれませんが、議員さんや省庁との話では協会という集まりでないと対応が難しかったでしょう。
【羽田へ】
滋賀から再び東京へ。
横浜でフィッシングフェスティバルが行われているので、覗いてみたいのですが、このままオーストラリアに飛び立つので横浜はスルー。
これから日本を出発します。
次はオーストラリアからの更新となります。ガイドは1月15日~2月14日まで休業しております。
カテゴリー: 雑記帳