2月16日平村ガイド「冬のメンテナンスの最後はエンジン系統」

2018-02-16 23:45:12 前の画面へ戻る

 いや~、穏やかな晴れ!春ですか?

truth  ブログ写真 2018/02/16

 そろそろ、こんなポカポカとした日が増えてくる季節になりました。もう雪は要らんぞ!

 さて、冬のメンテナンスは、船体、エレキ回り、そして最終章はエンジン回りです。

 まずは、フットスロットルの交換です。OMCのフットスロットルからプロラインのフットスロットルに交換です。

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 いままでケーブルにアダプターを噛ませていたので、それが原因で動きにムラがあってスムーズさが足りないと感じていたので、アダプター無しで装着できるモノに交換します。

 pull to open ? push to open?この辺りがスロットルケーブルのややこしいところ。 2スト時代とシステムが違うので、ストッパーが無くて困る。どうする?

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 完全にゼロ点を出して、その後はケーブルでエンジンのスロットルを完全に開けるように長さをネジで調整。

 そして、古いケーブルは交換。だいたい5年から7年に1度は交換しています。過去にワイヤー切れで湖上でスロットルが空けられずにアイドリングで帰った経験から、ケーブルにナーバスな人になっております。ちなみに、ミッションのケーブルが切れた時の方がもっと厄介ですよ。大型艇は電子スロットルになりつつありますが、電気系の故障が起こると、ケーブルに比べてマニュアルで動く可能性がゼロなので湖上で対応のしようがないというのも怖いものです。

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 ボートを持っている方でも、意外とケーブル類に無関心な方が多いのが恐ろしい。ケーブルの切れ、プロペラのハブ滑り、エンジンのブロー、ロワーケースの破損、ドライブシャフトのスプライン切れ、これぐらいが湖上で彷徨う原因。あとは、オプティだとコンプレッサー故障も多いですね。電気系も厄介だ。

 まぁ、全てを防ぐのは不可能ですが、ある程度は経験で、これぐらいの年数でこの辺を交換しておくべき?というタイミングは分かるので、その辺の仕事はしておきます。

 そして、トランサムタフナーの交換。

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 曲がってます。バスボートのトラブルで、これぐらいは日常茶飯事。驚くことがいっぱい起こります。これを笑って、解決するぐらいの度量が求められるのがバスボートオーナーというもの。決して日本車のようにトラブルレスで乗り続けられるものではありません。そして重要なのは、こういう故障やトラブルの予兆を見逃さずに発見して、修理、予防に努める事です。

 当然、ここは新しい大型のトランサムタフナーをワンオフで作成してもらって固定。

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 こういう事をしていると金属系も詳しくなります。鉄、アルミ、ステンとバスボートを持っていると色々と加工することが必要に。

 さらにプラグの具合を確認。

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 ギアオイル交換。

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 そして、エンジンオイル交換。

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 シーズンが始まる前に、エンジン系統だけでも、これぐらい仕事があります。こういうメンテナンスが嫌いな方は、バスボートを持つには向いてないかもしれません。これも楽しみの一つとしてバスボートライフを過ごすのが理想的です。個人的には釣りだけを楽しむなら、レンタルボートやガイドの方が気軽だとおもいます。

 こうして、シーズンオフの点検、整備が終わったので、明日から湖上のチェック、ガイドがスタートします。

テーマ:バスボート

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