燃料サーチャージ\22000也！

　本日アメリカまでの航空券を手配いたしました。航空券は格安の52000円でしたが、燃料サーチャージが22000円もプラスされました。06年1月は16200円だったのに・・・。

　年々高騰する原油価格の影響を大きく受ける航空運賃ですから、諦めるより他はないのですが、このまま原油高が続いていけば、海外旅行など夢のまた夢という１ドル＝360円の固定相場の時代に逆戻りするかもしれません。

　そうなると、日本とアメリカの往復をトーナメントのため、釣りのために行うという時代は終わってしまうかもしれません。そればかりか、原油価格の上昇はボートの燃料代の高騰、釣行の往復の自動車の燃料代、そしてワーム、ライン、プラグと釣り具の値段の上昇にも波及して、釣りをすること自体が一層困難になる可能性もあるでしょう。

　いえ、それどころか原油価格の上昇は根本的に日常生活の物価上昇ももたらしますし、今後予想される消費税の税率アップと重なればオイルショックの再来となるスタグフレーションが生じる可能性も秘めています。

　投資の世界で有名なロバートキヨサキ氏は原油価格の上昇は需給関係であり、今後も原油価格が下がることは考えにくい。『値下がりどころか値上がりするだろうと考えている』とヤフーのコラムで述べていました。投資の世界の話ですから、それが100％なるとは断言できないのですが、世界の原油供給量と需要量の増大という図式からすれば、正論かもしれません。

　そう考えると私たちの生活は原油価格の上に成り立っており、釣りも原油価格の大きく受けています。ついつい、航空券の手配をしながら考えてしまいました。

　「さぁ、歩いて手漕ぎで釣りに行きますか？」