ボートメンテナンス(DF175オイルポンプ交換)

2011-07-31 21:22:37

ついに1200時間を経過したDF175ですが、最近オイルプレッシャーの警告が鳴り始めました。
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原因を追求していくと、オイル圧が下がっており、オイルポンプの交換をすることに。

これがオイルポンプです。
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交換作業はマッスルマリンにて。

交換後は非常に快調。ブロック本体の頑丈さというのは4サイクルならではの魅力です。

 DF175で多いトラブルは、IGSバルブの不調(500時間ぐらいで発生⇒清掃、調整で回復)、トリムモーターの故障(使用頻度に次第)、トリムリレーの故障(使用頻度次第)という具合であり、本体ブロックで故障した事例は今のところなし。これだけの台数が琵琶湖の上に浮いていて、一台もブロックが壊れた事例を聞かないぐらい信頼性は高いのです。



あとは通常のメンテ。

ギアオイル交換DF175、DF200
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 ちなみに、DF175の方はアタリのロアーケース。このギアオイルは一度も黒くなった事がない。ロアーケースというのはアタリ、ハズレがあるようで、アタリを引くと、ほとんどギアオイルが汚れず故障もほぼ無い。その一方でハズレを引くとギアオイルが交換毎に黒く変色するし、故障も多いようです。
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 若干DF200の方に水の進入形跡が見られる。Oリングパッキンを交換して、しばらく様子を見ることにしよう。

 あとはトリムモーター、シリンダー周りの点検。
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 それから、ジャックプレートの点検、ボルトの締め付け点検。
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 問題なし。

テーマ:バスボート

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スリムマルチスティックの秘密?

2011-07-31 13:17:40

 スリムマルチスティックの秘密?というと大袈裟ですが、マルチスティックに関するご質問もございましたので、その構造と使い方について。ある程度は先日の動画にて公開していますが、今回はテキストでのご説明です。

【カラーについて】

 まずカラーは全12色。
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 色に関してはある程度はメーカー担当で決定されていますが、必要なカラーは揃っています。その使い分けは私は「ローライト」「クリアー晴天時」「濁り」という風に3パターンに分けています。

 「ローライト」時には、「117 ビワギル」「125 モエビ」のいずれかを選択。このカラーは白濁系という水中でボワッと目立つのでローライト時に釣果が上がるカラーです。

 「クリアー晴天」時には夏の定番「004 コーラ」、どんな状況でも対応する「100 ウォーターメロン/ブラックフレーク」、「102 グリーンプキン/ブラックフレーク」がオススメです。

 そして、曇り、ささ濁りになれば、赤ラメの「103 ウォーターメロン/レッドフレーク」、「114 グリーンパンプキン/レッドフレーク」、超クリアーな時には「121 ダークブラウン/ブラック&ブルーフレーク」がオススメです。

 「濁り」時には「124 ジュンバグ」が確実な釣果を叩きだします。



【インサートメッシュフックキーパー】

 ネコリグ用のストレートワームというのは、ネコリグでの使用がメイン。普通はそのまま使って1匹釣る度に飛ばしてしまうか?内職をして収縮チューブを付ける、Oリングを取り付けることでワームのロストを減少させる必要がありました。

 しかし、内職は面倒だし、収縮チューブはフックを刺した時に分厚いものや、2度縫い刺しをするとフッキングが悪くなる事例が多発しておりました。そこで内部に最初からワームを飛ばさないための「インサートメッシュフックキーパー」システムを搭載することにしました。

 鉢巻き部分に入っているメッシュが特徴。
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 世界初?メーカー泣かせのワームが無くならないインサートメッシュ!
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 この部分にフックを刺すとワームが飛ばない!これでネイルシンカーが無くならないのが私の意図したところ。
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 ネイルシンカーとワームが飛んだら200円ぐらいする!そんなものを易々と飛ばすのは、あまりにも辛いし、環境にも悪い!ネコリグやワッキーリグによって湖底のゴミを増加させるのは良くない。ですから、このシステムはネコリグ、ワッキーで使用するワームにはできるだけ普及させたいし、できるだけ採用してもらいたいので、パテント申請は無しです。


【アクション】

 で、ワームが飛ばないだけで、釣れないでは駄目です。それこそタックルボックスの中のゴミになりかねません!

 実は、過去に発売されていたワームで物凄く釣れたものが、金型の変更によって細くなり、バイブレーションしなくなったために釣れなくなった事もありました。ですから、釣れるバイブレーションアクションだけは、作成にあたって譲れない点。

 この手のワームの釣れるキモであるバイブレーションを再現させるため、バイブレーションを引き出すための「太さ」と「硬さ」のバランスを何度もテストしました。

 アクションは扁平ボディでバイブレーションしやすい。さらにピンテールがボディと異なった2段アクションをするのでアピール力アップ。
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 実際のロッドワークは動画の方が分かりやすいですが、15cm~20cmくらいピッピッと小刻みにシャクって、フォールさせる。
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 シャクった瞬間にボディがバイブレーションするので、それで誘って、フォールで喰わせるというのが基本アクションです。マルチスティックはもっと派手にリフトさせてリアクションで喰わせますが、スリムマルチスティックは一点でシャクって、喰わせパターンで使用します。


 


テーマ:ティムコ・フエンウィック

今年のプロ野球から思う事

2011-07-23 23:35:00

 プロ野球も前半戦が終了して、オールスターゲームが始まった。

 オールスターというのは出場する選手の方は仕事な反面、他の選手の方々にとっては貴重なシーズン中の休暇だとうな。という訳で、このタイミングで琵琶湖にも球界の方々が釣りを楽しんでおられます。

 さて、私は巨人ファンもとい大の野球フリークです。シーズンとなれば、ガイド日程の隙間をついて野球観戦に。セ・リーグの全球場での観戦をしたので、今度は12球団全球場制覇をひそかに狙っている。シーズンだけに限らず、オープン戦も、下手をすれば2軍の試合も観戦する。

 そんな私も今シーズンは、統一球の影響をモロに感じる。

 今シーズンに入って3試合ほど生観戦しているのだが、やはり打球が遅い!伸びない!外野に入った?抜けたか?と思う打球の大半は失速してフェンス際で外野手が追いつきファインプレー。ほとんどの良い当たりは、普通の外野フライという感じだ。

 このことをプロ野球選手の方に尋ねると「10mは違う」とのこと。

 外野に行く打球だけでなく、内野のゴロもライナーも遅いから、外野へ抜ける打球も減って、ボテボテのゴロの嵐。当然、試合は0-0、0-1のような投手戦?となる。実際には、貧打線のように思えてならない。球場に行く一ファンとしては、溜息の場面がやたら多くなる。

 これって、国際球との統一のためが目的らしいが、「どうなの?」って思ってしまう。これが続けば、慣れてしまうのだろうか?それとも、野球の知識が浅いがゆえの不満なのだろうか?

 このことを釣り人に説明するには、「フロロカーボンラインを禁止にして、ナイロンラインのみで釣りをするようなもの」と言えばいいだろうか?

 「フロロじゃなくなって、感度が悪くなったから、釣れる匹数が減って1匹が貴重で楽しいな~」とか言えるだろうか?フロロライン禁止にしても、別に釣りは禁止じゃないから、釣りには変わりはないんだろうけど、やはり今まで出来たことが出来なくなるのは寂しいし、イライラするだろう。

 やっぱり一度、楽をしてしまうと戻るのは難しいということだ。

 プロ野球が後半戦、あるいは来シーズンに、この統一球でプレーする側も見ている側も、それに慣れて克服して、普通になるのだろうか?釣りの世界も○○禁止とか環境問題で、言われることが多いので、ついつい我々の世界で、「こういう変化が起こったら、どうなるのだろうか?」と飛ばないボールになったプロ野球を見ながら考えてしまうのだ。

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テーマ:雑記帳