16アンタレスDCは対岸まで飛ぶのか?

2016-05-15 18:49:59

 秦プロが赤野井から名鉄まで飛ぶのでは?と比喩したアンタレスDC

truth truth ブログ写真 2016/05/15

 さぁ、その噂は本当なのか?実際に試してみることにした。通常はサイドカバーのダイヤルだけでMAX~MINの範囲で調整するようだ。

 ただ、その前にFLフロロ、PはPE,NWはナイロンと調整する。でも、Xって何だ?

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 まずは、Xから挑戦だ!

 おっ、見事なバックラッシュ・・・。

 ここで説明書を読むと、Xはエクストリームロングキャストらしい。まぁ、LCのロングキャストの代わりかと薄々は感じていたが・・・。

 ゲストさんから聞いた話では、これで村田さんが130mを超えたそうな!!それって甲子園のバックスクリーンに入るという事ですよね。一回やってみたいですよね。甲子園のホームベースからルアーをバックスクリーンに入れるという暴挙を!

 (ドローン飛ばしてた外人選手よりも悪質ですが・・・)

 

 ちゃんとフロロ巻いたので、やっぱりFLモードにして再挑戦。

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 ルアーはメガバスさんのDEEPX300

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 ダイヤルはMAXからスタートして、次第にMIN側へ。

 赤野井から名鉄へ届くのか?

 

 かるーくキャスト!

 おっ、飛んだ!というか、もう普段の本気投げと同じぐらい飛んだのですけど・・・。まだロッドを本気で曲げていない。約35mほど

 

 中程度の強度でキャスト!

 おっと、もっと飛んだ!これで40mは超えた!

 

 では、本気で降ってみよう!

 あっ、バックラッシュ・・・。

 次、は50m超えた!かなり真剣に投げました。

 

 あれ?ここで気づいたのですが、このリール回りすぎるから、今までのリールと同様にロッドを振っていたら駄目のようです。ロッドの番手を変えるか、ある程度、ゆっくり目にロッドを振った方が良さそうです。

 セッティングをもっと煮詰めれば、もっと飛ばすことが出来るのですが、実践レベルで50mを超えてきてもボートでは、もう十分過ぎるのです。なぜならクランクが潜りすぎるから。

 この日はゲストさんと並んでDEEPX300を投げ始めたのですが、4mボトムでゲストさんは程よいタッチ感の飛距離35mから40m、その隣で50mを投げたら、DeepX300が藻だるまに。

 

 そんな当たり前の事なんですが、実際にやってみると納得。

 だから、私はボートではこのリールの100%の性能を出す必要はないと判断。逆に75%ぐらいの力で楽をして投げる為の道具という位置づけで良いのではないだろうか?その分、楽にキャストできるから、疲れずにクランクが続けられるという訳です。

 当然、陸っぱりだと絶対に飛距離が必要な条件が出てくるから、このリールの100%の性能が圧倒的な力となるのは間違いないでしょう。

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 あと、左側に注目。なんとメカニカルブレーキがないのです。いえ、正確にはメカニカルブレーキもサイドプレート内に内臓されているのです。2枚目の写真の中央のダイヤルみたいなのがソレです。

 これは「メカニカルをいじらなくても飛びますよ」みたいなメーカーのメッセージのように思えるのですが、どうなんでしょう。実際にはロッドにラインを通すときにメカニカルを締めてバックラッシュしないように通すのが出来ない。だから、ドラグを緩めて糸を通しました。

 

 大きさ的には若干大きめ。そして重め。大きさはクロナーククラスという感じで、手の小さい私にはちょっと大きい感じがする。重さも若干重い220gはメカニカルまで塞ぐボディのせい?

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 そして、巻き心地なのですが、ノーマルギアの1:5.6を試したのですが、パワー溢れる!というのが率直な感想。シルキーに加えて、溢れんばかりのトルク感。クランクもスイスイと引いてしまうトルクと滑らかさ。

 結論としては、対岸まで飛ぶのはさすがに大げさだけど、セッティング次第では、相当に飛んでしまうヤバイ代物。

 ただ、ボートでの実践使用では、そこまで飛ばさないというか、そこまで飛ばすと全てのルアー、ロッド、ラインのセッティングの変更が必要になるので、ポテンシャルの7割、8割で釣りをした方が良さそう。

 感じとしてはドイツ車で、300キロ出る高級車を120キロぐらいで安定余裕のクルージングするような感覚です。そう、楽なのです。性能を100%使わないという事が!

 

 昨年、メタニウムDCが新作15モデルとなったのですが、そちらの方が小さくて軽いので、軽量ルアーはそちらの出番となるでしょう。そして、感じるのはメタニウムは使いやすいメタニウムらしい後継機種となっており、アンタレスはやっぱり極限性能のアンタレスらしい後継機種となっている点です。

 ローギアはボートでクランクとかに使いますが、ハイギアを陸っぱりのヘビキャロとかで本気で投げるとどうなるのか?は是非試してみたい項目ですね。

 

 そのため、私の中では今回のアンタレスDCとメタニウムDCの位置づけは下記のようになります。

 15メタニウムDCのHG・・・トップ、ジャークベイトの軽量ルアーのキャスト用

 16アンタレスDCのNG・・・バイブレ、クランクの重量ルアーのキャスト用

 

 ワーム系は重量が重くならないノーマル系の16メタニウム、16アルデバランBFSとなり、スイミングジグには超ローギアの15クラドPGが出番となります。

 

 

 

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5月11日平村ガイド「原案作成と準備」

2016-05-11 21:35:24

 荒天のため取材日程が変更となり、陸仕事。午前は原稿仕事。

 新しいルアー製作に向けての原案の図面作り。原型となるルアーを切って、張って、曲げて、刺してを繰り返す。

truth truth ブログ写真 2016/05/11

 この原案を持ってジャッカルロッジでCADから3Dプリンターへという流れ。この段階でボツになる方が圧倒的に多いのですけどね。

 小道具いっぱいで削り作業。

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 細かい作業ばかりです。

 さて、最近導入した650円の電子量りが意外といい!

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 これgだけでなく、ozでも計れて0.000g単位まで出るのでシンカーの分類に最適です。なのに650円という恐ろしさ!!!

 ジャッカルの3.5gとゲーリーの4gのテキサスシンカーの差もしっかり出てるぐらいだから大丈夫なハズ。

 

 さて、作業をしていても気になるのはコチラ。

truth truth ブログ写真 2016/05/11

 コリジョンルール適用シーンを始めて見た!坂本選手よく打ちます!今回のキャンセル日程がずれていたら観戦に行っていたのに・・・。残念ながらテレビ観戦。

 さて、仕事、仕事。今度はアンタレスDCを入手したので、ライン巻き。

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 あれ!メカニカルブレーキない!

 よく説明書を読むと、サイドプレート内に入っているそうな。これはメカニカルはいじるな!というメーカーのメッセージなのか?恐ろしく飛ぶと噂なので、実践投入が楽しみでならない。

truth truth ブログ写真 2016/05/11

 しかし、こういう新しいリールを手に入れた時に難しいのが、糸巻き容量。

 使用する分プラス20m以内だけフロロになるようにして、下糸にはPEを巻いて、できるだけスプールを軽くするのが私のやり方。こうする事でスプールの軽量化につながり、バックラッシュが非常にしにくくなるのです。

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 ある程度PEの下糸巻き完了。12ポンドで130m巻ける仕様なので、75mぐらいフロロが巻ければ良いと計算。ならば、スプール面とスプール巻き上限の中間地点までPEを巻くことに。

 きっちり巻いて、1回転ノーマルギアは65cmの巻き取り量らしいので、115回転ぐらい巻いたら75mになる計算。

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 だいたい50mまでの飛距離のはずだから十分な筈。まさか70m飛ぶとか冗談みたいな事起こらないでしょうね?

 明日からの実践投入にこうご期待!

 私らのような業者でも新しいリール導入したら、これだけ迷いながら導入している訳で、ガイドの日に卸したてのリールで皆さんが上手くいかないのも当然なのですよ。1回使ってみて、再調整するのが当然の流れです。

 

 

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5月10日平村ガイド「急遽湖上でテスト」

2016-05-10 23:14:42

 ここ数日キャンセルが相次ぎ、湖上から2日離れる。

 午前中に原稿仕事をして湖面を見るとベタ凪なので、陸の仕事は放置で!

truth truth ブログ写真 2016/05/10

 いや~湖上が落ち着く。20分あれば湖上に出られる環境ですから、釣れそうと思ったら即、湖上へ。

 とは言え、湖上ではテストアイテムが盛りだくさん。

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 試作品などをテストしたり、新しいリールの調整をしたり、釣りに集中する以前の問題です。

 試作品も試してみますが、全然駄目。

 また試作品を作リ直さないと!

 

 今度は、GW期間中にチェック出来ていなかったエリアをチェック。しっかりと魚探を掛けて、ウィードラインを再調査。

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 毎年ウィードラインが変わるのでチェックは欠かせません。GW明けの一番人の少ない火曜日が魚探掛けに向いてます。さらに雨で人がいなくて無風という条件としては最高でした。

 こうして、一人で出たら好き放題に釣りという訳ではなく、次の製品開発に向けて、次のガイドに向けてと作業が目白押しです。職業柄、湖上でも仕事なんですよね。

 

 

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