ポカポカ陽気の春の兆し。

週末に無風の陽気となったので、湖岸にも釣り人、湖上にもボートがいっぱい。

アクティバ沖からカネカ沖のメインチャネルに船団モード。

ここ数年は天気予報の風予報とボート数は連動しており、無風予報だと大船団となる傾向。

1月、2月と天候の悪い週末ばかりだったので、今日は久しぶりに混雑となった。

ただ、いくら暖かくなったと言っても2月です。

水温は一桁なので簡単ではなく、さらに晴天無風というのは実は活性が低くて難しい展開となります。

実際は、曇りぐらいのローライトの方が釣りやすく、風も多少あった方が良い方向に働きます。

それでも、今日の湖上に浮かべた方は、春うららの陽気で気持ち良かっただろうと思います。

ワームの試作品を手を加えて思い通りのアクションへ。

半田ごてを使ってワームの形状変更。

事務所内がワーム臭くなり換気。

そして、事務所の隣でスイムテスト。

そして、また加工。

そして、ジャッカルロッジに持って行って、仮金型の変更へ。

各社のワームも色々見る機会が多いのですが、「なるほど～」と思えるのは自分でも試作してみるから。

ルアー作りに関わらせてもらえると、ルアーを考えるようになり、ルアーの構造、動き、生産について非常に勉強になります。こうして作業をすることによって、より理解が深まるというのが一番嬉しい。

昨日、ジャッカル本社で入手したダウズスイマー180SFを事務所前の水路で泳がしてみることに。

一言、「癖がない」

重さもビッグベイト感がないレベルで普通に72MHや69MHでスムーズに投げれるし、動かす時のウェイトも重くなくてジャークベイトのように気軽に動かせる。サイズも180サイズだから、ビッグベイトという程ではないので当然かもしれませんが、とにかく使いやすい。気負うことなく使えるアイテムです。

そして、完成度が非常に高い。

基本Ｓ字系となるのですが、3連結のためにデッドステイ時にナチュラルに水中に漂う。さらに3連結のジョイントの可動域を小さく設定されているので、ちょっとダートアクションを入れただけで大きく左右にスライドする。どのアクションを演出させるのも難しくない。

正直言って、これはかなり使えるんじゃないの？

このダウズスイマーの220Ｆはその大きさから集魚力はあったけど、ちょっと一日投げ続けるのはきつかった。それに比べれば、集魚力では落ちるだろうけど、常用ルアーとしての実力ははるかに上だと感じる。ということは、これはある程度の数は確保しておかないというのが今の心情。

秦君のプロデュースルアーだけに、入手困難になるのは確実。

ミーハーではない私のゲストの皆様は、とりあえず、ガイド時に使える分はキープしておきますので、転売屋からとんんでもない価格では買わないで下さい。ただ、売っているのを見つけたら即バイトしても大丈夫なアイテムです。そこは今日のスイムテストで確信いたしました。