オーランド3日目

　記録的寒波到来・フロリダ運がない？

　鬼門フロリダにまたも苦戦しております。フロリダ3日目の本日はレイク・トホでのフィッシングガイドです。

　昨年の1月に訪れたトホ。昨年は寒波に見舞われ寒いフロリダで３日間釣りをしていたのですが、今回の３日間も見事に記録的寒波に見舞われております。２月のフロリダで寒波に出会う確率は５０％ではないか？とアメリカ在住の友人は話すが、50％の確率の博打に見事にコケる私のフロリダ運の無さって一体？という感じです。

　一般の方にこの状況を薦められるか言えば、「・・・」釣るだけならメキシコの方が圧倒的にお薦めです。フロリダのガイドの感覚は観光の同一線上にあり、ディズニー、ユニバーサル、エアボートなどの観光に加えて、暖かいところに避寒地として訪れた北部のお金持ちが、ちょっと餌釣りをしてみるか？という感じです。
　もちろん、本格的なガイドさんもいますが、基本的な客層がそんな感じですから、ほとんどのボートがシャイナーフィッシング・いわゆる餌釣りです。1月、2月の釣行という点ではアメリカ本土はコールドフロント（寒冷前線）の影響で寒波が訪れやすく、海外＝ビッグバス連発という図式の保証などはどこにもありません。特に水深の浅いフロリダは寒波が非常に効いてしまいます。その証拠にアリゲーターさんがまったく見られないですからね、おそらく寒くて水中で眠っているのでしょう。
　その点、フロリダよりもさらに南の国・メキシコや南半球のオーストラリアなどの方がただ釣るならば、冬場の釣り場としては一般の方にはお薦めでしょう。

　その辺に関してはフロリダとメキシコの両方を訪れたアングラーの大半が「メキシコが良い」と断言するのも頷けます。


　しかし、一年中釣りをしている私にとって50アップを釣って楽しみたいというのは50％、残りの50％は琵琶湖での釣りに役立つものを探す研修の旅ですから、ある程度釣り文化が成熟していないと得るべきものがないのです。
　その点、このフロリダの釣りは私にとって非常に参考になるところが多く、研修という目的は見事に達成されております。ガイドのシステム、ボートのシステム、シャロー攻略のフロリダ定番リグなど見所は満載でした。この辺は今回私が30万円を越えるお金を払って得た知識なので、簡単にＷＥＢには公開できませんが、琵琶湖のフィッシングガイドには応用していきますので、ゲストの皆様だけには伝授いたしますね。

　フロリダ流のテクニックをネタとして今年のガイドを充実させたいと思います。

　しかし、ガイドを受ける場合の天気は重要ですなぁ～。痛感！