レールウェイズの４番手投手は「いしもと」

湖上で３５歳団塊世代ジュニアの会話。

右に投げたと思ったら、左に飛んでいくキャストを見て一言。

「ファミスタの『やまだ』キャストですね。」

プロ野球ファミリースタジアム８６？のレールウェイズ「やまだ｣投手などアンダースローのピッチャーが打席に立った場合、バグの影響からか？打球の方向が反対方向に飛ぶ。例えば思いっきり三塁線に引っ張った打球が一塁線に飛んでいくというように正反対に飛ぶことがアンダースローのピッチャーに限って発生した。

そのことから起因して、反対方向に飛ぶキャストを「ファミスタやまだ」のようなキャストと表現する。

これに思わず頷くあなたは見事な団塊ジュニアのファミコン世代。

湖上でも３５歳が３人集まって、「ファミスタなら負けない」と自慢する。

代打に入っている「おう」を８番「やまくら」の代わりにいれるのか、それとも打率が高く、走力の遅い「しのすか」でのダブルプレーを防ぐために代わりに入れるべきか、侃々諤々の議論が続く。

そして、「かわとう」の内部データは２０本のホームランだった。などと当時のファミスタマニアの熱いトークがさらに続く。マニア３人は湖上でこれにとまらず、レールウェイズ※のスターティングオーダーから、代打までを覚えている。

１、おおいし
２、まつなか
３、でびす
４、ぶうま
５、みのだ
６、やまもと
７、むらかみ
８、なしだ

という具合に覚えており、さらに代打、投手まで遡る。

そして、投手３人「やまだ、にしかわ、さとう」そこまで出てきたが最後の４人目が出てこない。

とても、気になる。湖上では分からずに悶々としながらキャストを続ける。ファミスタやまだキャストで。

「そっち投げて、いや、それ反対ですから。」

帰宅して、真っ先にネット検索

「あぁ、「いしもと」でしたか！」

それにしても、団塊世代ジュニアの共通話題はガンダム、野球、ファミコン、釣り吉三平、おニャン子クラブ、DCブランドなどなど数多い。その中にバス釣りもある訳で、今の湖上に３５歳が多く浮く。

それにしても、ファミスタの勝負をしなくては！私は負けない（筈）！

「盗塁阻止には下ボタンとAボタンの同時に押すべし」



※レールウェイズ（ファミスタ８６ではパリーグは混合球団となっており、阪急、南海、近鉄の３チームはレールウェイズとして１チームにされた。よく考えれば、その３チームが全て消滅しているから不思議というかファミスタ８６は未来を予想していたのか！）