体力の衰えを道具でカバー

2005-03-22 16:50:34

 3月21日、3連休も最後になるとさすがに人が少なく、釣れるようになった。誰もが行きたいと思う3連休の中日は釣れずに、家でのんびりしようと思う最終日は釣れるというのが人の都合なんて関係ない自然ならでは。自然のこういうところ大好きです。

 ガイド開始から1週間、ようやく安定したパターンも見えてきたので、午前釣れなくても、午後からなんとかなるという精神的余裕も出てきました。ただ、水温に左右されるパターンですので今週も金曜あたりに雪マークが天気予報に出ていますからどうなることやら。

 さて、釣り方なんですが、このところジグヘッドの中層シェイクがメイン。かなりロッドを振っているもので次第に右肩に張りが出てきました。そうなると6.2ftMLのロッドでシェイクしているとロッドの振り方が甘くなりワームのロールが小さくなっていた。当然、バイトが出なくなった。

 そこで本日から5.9ftMLを投入して、ロッドシェイクをシャープにするようにする。やはり、シェイクのキレが増すとワームは綺麗にロールし、一気にバイトは出るようになった。だが、今度はロッドの長さが短いのでバラシが出始めた。ただ、バラシに関してシーズン突入から暫くの期間が経ったので慣れがあるのでカバーできている。それでも1本余分にバラしたのはロッドの長さのせいだと思う。

 こうして微調整をしながら釣りをするのも毎日釣りをしているからこそだが、疲れからロッドを変更するなんて始めての経験です。それだけ体力が衰えてきたということか?

テーマ:バスフィッシング

ガイド空き状況

平村尚也

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大熊一徳

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武田栄喜

現在空きはございません。

ビワマス

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詳細・ご予約

予想的中、不安的中

2005-03-20 21:57:00

 3月20日、3連休中日です。予想通りの大船団が形成され、シャローはエレキ・エンジンでボートが走り回る結果、まったく釣れなくなった。

 朝、マリーナに着いた時点で「今日は駄目」と諦めの境地になる。釣りということに関しては朝イチに釣ってしまうか、ボートが減少する夕方狙いのどちらかしかない。朝と夕方の両方狙うのがベストだが、釣り人の朝を舐めてはいけない。朝の7時にはすでにボートはいっぱいになるし、それ以上早くするのはマリーナの都合もあり無理、となると作戦は夕方に限られてくる。

 私のボートが湖面に降りたのは8時過ぎ、すでに船団となっており釣りをするスペースなどどこにもない。まったく釣れていないエリアはボートも少ないので、釣れないエリアで昨日同様にGPSの入力のガイドを行う。

 10時ごろになって移動するが、やはり隙間はない。透明度の高いシャローにボートがひしめき合っているのだから、釣れそうな気配はないので10時半にはアングラーズインへ。すでにここも満席でなんとか空いた席へ。食事が終わって出るころには桟橋に着けることすら順番待ちという有様。

 ご飯を食べて人が減るのを待つが、まだまだ減らないので不人気エリアを回るが、やっぱり不人気エリアならではの水質の悪さがある。

 人が減ったエリアを探しながら、タイミングを調整して時計をちらり、ちらり、とと待ちに待って、「今だ」というタイミングに入ったら、見事ヒット。よし読み通り!

「あ、バレた」

 ヒットまでは時間的に予想的中だったのですが、バレるのは不安的中でした。某ロッドなのですが、ジグヘッドで釣った場合ゲストさんの多くがバラシてしまう。いつもそのロッドを持ったゲストさんがバラシてしまう。昨日も1バラシあったので、対応策を練っていればよかったのですが、そのまま釣り続けてバラシとなりました。

 その後もまたバラシ、昨日から4打数1安打と清原の打率よりも低いキャッチ率となってしまいまいました。なんでそんなにバレるのか、その理由・・・そのことはガイド連中はよーく分かっていて、「○○のロッド持っていたお客さんバラすよね」と会話が盛り上がってしまいます。

 (別にそのロッド悪いわけではなく、一般の方に使いにくいロッドで、車で言うならF1マシンのようなもの。F1マシンで普通のドライバーがスーパーに買い物に行くという状況を理解してもらえばいいですかね。当然、エンストする?)

 一人で10匹も、20匹も釣れる日ならいいですが、昨日、今日みたいな一人2.3匹の状況だと怖い。



 

テーマ:琵琶湖

釣り湖上ルールを作らないと

2005-03-20 21:26:00

 3月19日、3連休初日ということもあり人は多い。今年初ボートというアングラーも多く、湖上の交通マナーは最悪でした。

 本日も釣りのガイド半分、地形のガイド半分というものでした。しかし、最近は本当にボートオーナーさんやレンタルボートユーザーの方からこうした地形の把握など釣りのノウハウについての依頼が多いのです。単に釣りをするだけでなく、釣るに至るまでの過程、地形の把握、自然の読み、ボート操船、GPS・魚探の操作などあらゆるノウハウについて質問が多い。

 確かに釣りに関する書物は多いが、その他のこととなると学べる書物や機会というのは少ない。学生向けに釣りの専門学校というのはあるが、あれは職業として釣りを選択するものだろうし、そもそも社会人さんが学ぶものでもないでしょう。

 普段の釣りにおいて疑問や悩みが出たときの相談窓口、回答を出せる人材というのが身近にいないというのが現実で、そうしたところに釣りだけを求めない方の需要が生まれているのだろう。そして、それに対する供給というのが不足しているのかもしれない。

 道具の場合なら釣具屋さんが答えてくれますが、釣りの場合は確かにいない。釣ることを満足させてくれるガイドさんはいるだろうが、なかなか釣りのノウハウを教えるというのはない。だからボート釣りのノウハウが分からないもの当然。これからもこうしたガイドが増えるでしょうし、どんどんボートフィッシングの楽しさである魚探かけのノウハウや自然に関する知識のガイドというのも行っていきたい。

 しかし、釣りに関するノウハウが分からないのはまだいい。釣れない、魚が探せない、漁礁が分からない、そんな程度なら問題はないのだが、湖上ルールや安全に関することが分からないのは大きな問題だと感じている。

 よくよく考えてみれば、大半のボート屋、マリーナでボートを借りてもボートを降ろしても湖上のルール・マナーの説明はほとんど受けない。基本的な条例ですらほとんどの方が知らないままで湖上でボートを走らせることになるのだから、他人のボートの真横を全力で走っても、普段の生活で狭い人ごみの繁華街で歩く人にとっては湖上でボートがぶつからないからいいだろうと思って走り回っても不思議ではないと思う。

 それで、マナーが悪い、ルールを守れないと非難されるのも疑問に感じる。出来ることならバスフィッシングの組織で基本的なガイドラインでも作って、看板の設置、冊子の作成でもして啓発するか、強烈な安全に関する取締りをしないと大変な事態になりそうな気配がある。特に今日のような湖上が混雑する日に感じるのです。

 普段、平日の湖上をのんびりと浮いている私にとって、休日の湖上は迂闊にプレーニングできないぐらいに怖い。だが、それでアイドリングでスローに走っている横を全開ですり抜けるボートがいるのだから恐ろしい。魚しか見えていないって怖いこと?安全にもご配慮を!

 今日もあと3mでボートが激突しそうな光景を見ました。



 

テーマ:琵琶湖