16メタニウムMGLを入手。
13メタニウムもXGを中心に使っていたのですが、今回もXGギア。1:8.5というのはジグやテキサスにはピックアップが早くて、さらにフッキング時にも糸ふけをとりやすくフッキングミスが減少します。DCにすると重くなるので、ワーム系にはノーマルのメタニウムを使用中。
HAGANEボディで剛性は完璧。しかも、マイクロモジュール登載で滑らかな事、この上なし。シマノを愛用する理由は、ガイドで使っても数年経っても使えること。耐久性では比することすら無駄です。
さて、問題は13モデルと比べてどの程度変わっているのか?
まず、見た目はオールシルバーの昔のメタニウムmgを彷彿させますが、形状は変わらずパーミング性は13モデルと一緒。手の小さな私にもピッタリです。クロナークが手に収まらなくて断念した身としては有り難い。
大きく違うのはスプールのようです。MGLってマグナムライトスプールの略のようで、確かにスプールは軽くなっていた。
もう一つ、大きく変化したのがブレーキシステム。
4個しかありません。13メタが6個あったのに減っています。
では、ラインを巻いてキャスト!
バックラッシュ!バックラッシュ!いかん!
どうやら、回転が良すぎてブレーキが今までの2個では少ない様子。とりあえず3個にしてみると、スムーズに飛んだ。
まだ、バックラッシュ気味なので4個全てオンにしてキャスト。メカニカルも締め気味にして、ようやく調整が出来ました。
どうも、13メタと同じ感覚で調整すると、あまりの回転の良さにバックラッシュするようです。それからサイドのダイヤル調整が前回の13メタモデルよりも、遥かに効きが良くなっているようで、3個に戻してダイヤル6に設定すると4個のダイヤル0よりもブレーキが利いている。
これは、どうもメーカーサイドはSVSで調整するよりもダイヤルに調整幅を持たしたようですね。
で、オーバーヘッドキャストは、ブレーキをかなり締めることになったのですが、その回転の良さが発揮されたのがピッチング。
アシ際にライトテキサスを低弾道でスムーズに!
オオッ!そういう事ですか!
思ったよりはピーキーな感じで、ブレーキ調整には最初は戸惑いましたが、間違いなく滑らかさとブレーキの調整幅は広がり、スプール効果も出ています。
琵琶湖のハードルアー系のたえずロングキャストは、やっぱりDCに頼りますが、ワーム系のピッチング、オーバーヘッドキャストにはMGLの出番かな?