今週は冬型の気圧配置が続く為、ガイド予定をすべて日程変更として、冬のメンテナンスの段取りをすることに。通常の釣りガイドなら可能な西風4m前後となっているのですが、地形ガイドで東岸の下物とかを魚探掛けするには適さない日々が続いており、日程の振替が多発。
さて、オフシーズンと言っても、ポツポツとビワマスガイド、地形ガイド、通常ガイドをある程度こなしながらのメンテナンスとなるため、ボート2台を上手く運用しながら、メンテで動かせない期間を出来るだけ少なくなるように調整しなくてはならない。特にパーツ類で輸入が必要なものは3ヶ月から6ヶ月前から準備しておかなければならないし、修理屋さんのドックの空き待ちというのもあるので、自分の独りよがりな計画ではどうにもならない。
そこで、ある程度計画を作って、作業工程がこなせるようにしておきます。新艇に乗り換えとなると、もっと複雑な作業となりまし、コストが掛かり過ぎる。ガイド業で新艇を買えるほど儲かることは無いので、新艇を買った時点でほぼ赤字転落か、利益の大半を消してしまう。
これぐらいの作業を毎年ボートメンテナンスをしなくてはなりません。ガイド業はガイドしている日だけが仕事ではなく、実際には陸でも結構仕事があるので、ガイド料金×日数=収入とはなりません。ボートは使えば使うほど、壊れますから。
これでも他のガイドさんに比べて2台併用しているので、まだメンテナンスや故障には強い方です。ガイド日にボートが壊れたら、即スペアーボートが出動可能となっておりますので、エンジントラブル、エレキトラブルでガイド中止にはなりにくい体制をとっています。このスペアーを自前で確保するか、ボートをすぐに何らかの形で借りられる体制になっているかは、実は結構ガイドにとって死活問題なのです。特にGWや土日だと、借りるというのは結構難しくなりますし、保険など問題点も生じる。ガイド・遊漁船は保険の掛かった遊漁船登録された船舶でないと出来ない仕組みとなっているので、どうしても壊れた時のボートというのが問題となります。
それでも、せっかく来てもらった日に「今日はボート壊れたからゴメンなさい」では済みません。天候で駄目なことがあっても、こちらのボートトラブルで出れないのはガイドとしては失格。とは言え、2台の維持費はコスト高になるので、そのコスト削減には自分である程度は修理する。
工程表にしたがって、まずは直近では短時間で済む、ギアオイル、オイル交換から。
もう一つ、オフの間にしっかりとメンテナンスをしておかなけばならないのが、自分の体。
シーズン中もトレーニングや整体に通っていますが、35歳ぐらいからは定期的に人間ドックへ。
5年に一度ドッグに入って、毎年必要な箇所を検査する。
本日はCTを行って、MRIは予約。
体内は腹部エコーに、大腸内視鏡、胃カメラとフルコースの予約。ボートの修理予約も必要ですが、こちらも予約、検査と半月ぐらいの時間は必要になるので、今日は予約だけで半日仕事。「あ~ぁ、釣り行きたい」
ほんとは「ただ釣りがしたい」「もっと釣りたい」だけなんです。そのために、ボートも体もメンテナンスをしなければならない。その日程としては、名古屋キープキャストまでの期間が一年で一番効率的となるので、ハイシーズン中に休まなくて済むように、この時期に集中してボート、体ともにメンテナンスを実施中です。
どうも日程がキツイと思ったら、キープキャストの日程が年々前倒しになっていますね。2月下旬には全てのスケジュールを終わられないといけないので、実際は毎日バタバタとしております。