1月29日平村ガイド「貝捨て場はどこ?」

2012-01-31 06:02:00

 気温0℃の琵琶湖に戻ってきました。

 気温28℃のフロリダから0℃の琵琶湖へというギャクのような話です。しかも時差ボケ中・・・。

 さて、本日もゲストさんのご希望は釣りではなく、魚探掛けによる地形把握。
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 今日のゲストさんのGPSはGB200です。操作系はわかり易いですが、反応速度が遅いのが気になるモデル。

 さて、この手のガイドで各地を回るのですが、多い質問として「貝捨て場はどこ?」というものです。プリンスホテル沖にある貝捨て場ですが、地形的には周囲よりも1m程度飛び出したなだらかなハンプ状のものが数箇所ある程度ですから、結構、知っていて注意していてようやく「コレだ」と判るものです。

 知らずにボケッと魚探を見ていてはウィードに埋もれているので、結構見逃しやすいかもしれません。

 ただ、透明度の高いときには本当に貝がボトムに大量に沈んでいるのが見える事もあります。それから、貝捨て場と言われる地点以外にも、ディープホールの北東、南東にも同様の小さなハンプがあって、そこも釣れる場所となっています。

 あと、瀬田川のJR鉄橋の北にも貝捨てハンプがありますし、その北側は粟津湖底遺跡として調査され浚渫跡となっています。この辺は滋賀県の文化財系の資料を見ると、遺跡の分野で知ることができます。


 それにしても、渡米している間に随分と水温が下がっていました。
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 イージーだった1月もそろそろ終りで、2月はそれなりに厳しくなるかもしれませんね。

 あと、ビックリしたのが藻刈りが実施されていた事。
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 この事業は滋賀県の直轄事業ではなく、一旦、財団法人を通じて行われているようで、その中には企業の寄付金も含まれているようです。有名お茶飲料メーカー、コンビニも寄付されているので、「湖上で藻刈り事業を疑問に感じている本人が、実は間接的に寄付していた。」という笑えないオチもあったりします。

テーマ:琵琶湖

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武田栄喜

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前年の同時期の釣り

1月29日は「ビワマスのロクマルキャッチ!」

2月3日は「浚渫エリアの魚探がけ」

1月25日平村ガイド「レーク・キシミー」

2012-01-28 10:15:00

 まさかここに戻ってくるとは・・・。
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 レーク・キシミーのステートパーク。前に小島さんと訪れた時に、「二度とここには戻れないだろうなぁ~」と思っていた地に再びやってきた。

 アメリカやオーストラリアなど世界の色々な湖に行っているのですが、2度目がないかもしれない湖というのはいっぱいあります。時間、お金などの壁があるので、海外の湖では、去るときに「次はあるのか・・・」としみじみと感傷的になります。

 そんなキシミーに再び戻ってきました。
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 今回は大熊さんもキシミーは始めてらしく、私が2回目ということで。一応、経験者???とはいっても前回もノンボーター状態でしたから経験ゼロに等しい。知っているのはステートパークのゲートが閉まると帰れなくなること。前回は閉じ込められて小島さんと二人で焦った経験が・・・。

 ここキシミーはリリーパット天国。ひらすらこんな景色が広がります。
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 ですから、どこから攻めるかはまったく判りません。大熊氏も開口一番「無理だな」と一言。

 でも、私からすれば、大熊さんがこういう初めての湖で、いかに切り込んでいくがが面白い。なにせ、彼は日本でも有数の湖を分析する能力、魚を探す能力を持つ人ですから。バスフッッシングに必要なのは、①魚を探す能力②魚を釣る能力、の二つが必要ですが、その①の能力では大熊氏はずば抜けた才能の持ち主なのです。

 今まで、琵琶湖で「琵琶湖リサーチ」とか色々な湖情報を提供してきた私も、彼の助言やなにげない一言で随分と助けられてきました。そんな彼が、こういう初めての湖といかに対峙するのかは、非常に興味深いのです。

 日本の湖なら、すぐに解明してしまう大熊氏に「無理だな」と言わせるフロリダの湖、レーク・キシミー。

 「面白いと思いませんか?」

 で、フロリダの経験から2フィートレンジを中心に。さらに本湖とパッドエリアを結ぶ、ボートトレイルなどの要素を絡めてエリアを探し回る。

 すると・・・。
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 私のUテールにヒット。

 その後、回っていると現地ガイドとエリアが一致。

 数時間である程度の答えにまで届くのが、この人の凄さ。
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 釣っている時はただの釣り好きなオジサンなんですが・・・。

 11月に渡米して、釣り込んだ大熊氏は「5フィートは深すぎて釣れる気がしない」「湖は黒い水が普通」とか随分とフロリダに慣れてきた様子。
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 ただ、4月には琵琶湖に戻ってガイド再開予定との事。

 これが最後のフロリダフィシュ。「もう一度会いたいねぇ~」
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 私も1週間程でしたが、フルーク、Uテールと随分とフロリダご当地ルアーしか投げなくなってきました。湖の特性上通用するものも限られているので、「郷に入れば郷に従え」なんです。

 ただ、それでも、こういう釣り方ならば、「こんなルアーがあっても良いかな?」とか「あんなルアーが作ったら楽しいかな?」と思うことは度々、これらが琵琶湖や日本でフィードバックできれば、今回の旅も無駄には終わらないでしょう。
 
 ステートパークに戻ってスパニッシュモスに囲まれた森で深呼吸。
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 タックルを帰国に向けて片付けながら思う事は「またこの地に立てるのだろうか?」

 

テーマ:海外

前年の同時期の釣り

1月25日は「南湖でバス状況をリサーチ」

1月29日は「ビワマスのロクマルキャッチ!」

1月24日平村ガイド「レーク・トホ」

2012-01-25 20:06:00

 本日はレーク・トホに挑戦。
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 前回、訪れた時に比べて工事されていて綺麗になっていました。今週末にPAAの試合があるようで、有名プロが多かった。

 草、草、草のトホ。
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 前回、来た時よりも増水しているようで、随分と景色が違う。

 フロリダの水の色といえばコレ。この赤褐色の水はこの地域独特です。別に夕方に撮影しているのではなく、日中でこの色なんです。
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 さて、この日はパターンが見つからず苦戦。日本で有数の魚を見つける能力を有する大熊さんをもってしても、このフロリダの湖は簡単には糸口が見つからず。
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 本当に癖がある湖ばかりです。しかも、全域の水深が1m前後で、琵琶湖南湖ぐらいの面積がベジテーションに覆われていて、どこでも釣れそうに見えるが、魚はどこにでもいる訳でもない。

 ようやく後半になって小型ながらキャッチ。 
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 ヒットルアーはフルーク。このワームもアメリカでは定番ですが、日本では釣れない部類のワーム。フォール速度が遅く水深1m前後で非常に良い動きをするから、シャローでシャッドがいる湖がベスト。
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 日本(琵琶湖)だと透明度が高くベイトの種類からして、3,4mレンジがメインとなったり、少なくとも2mレンジで使うとなると、沈みの早いセンコーの方が重宝されることに。

 それにしても簡単にパターンが見つからない湖。
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 どこでも釣れそうだが、魚が見つからない。しかし、大会が開催されると15キロぐらい釣ってくるアングラーがいる湖。ポテンシャルはあるのだが、それを見つける能力が問われる難易度の高い湖です。
 
 ようやく大熊さんもキャッチ。
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 しかし、まだ釣れただけ。この湖を攻略するにはもっと時間が必要です。

 そして、夕方まで。ただ、今日はエレキのバッテリーが無くなったので強制終了です。
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 こうして日々、湖を勉強するのみ。途方もない作業が続くのですが、それがバスフィッシング。これが面白くなかったら、ここに来る価値はないでしょう。
 

テーマ:琵琶湖

前年の同時期の釣り

1月21日は「久ぶりのベタ凪で群れ遭遇」

1月22日は「荒れ気味でもトローリング」

1月25日は「南湖でバス状況をリサーチ」

1月29日は「ビワマスのロクマルキャッチ!」