朝からホワイトアウト。晩秋に多い霧でゆっくりとボートを進めてファーストスポットに到着

　幻想的な雰囲気で釣り開始。

　水深15mのディープエリアをフリックシェイクのヘビダンで狙うパターン。

　ディープのロックエリアをコツコツとシンカーで根掛かりしないようにボトムノックするとヒット。

　こういう釣りにはカーボンのチューブラーロッドで。ワイルドサイド（レジットデザイン）６７Lプラスでキャッチしてもらう。

　しかし、紅葉真っ只中。湖岸の桜の紅葉は終わってしまいましたが、今度は山の楓、ブナなどの広葉樹の紅葉がピークに。

　紅葉見物です。

　さて、釣りの方は、霧が晴れてきたので移動開始。

　シャッドは無限バイト。

　６９Lプラスで連発モード。

　1キャスト1ヒットの世界。

　シャッドはキャストした数だけ釣れるので、1時間程度でOKです。4時間ぐらいで3桁は余裕でしょう。

　再び、ディープのフリックシェイクのヘビダンにて。

　ポロポロと釣っていく。

　かなりクリアーアップしてきているので、超ディープのヘビダン、シャローのシャッドという展開でメタルバイブは不発。サイズアップを目指すのならビッグベイト投入という展開になります。

　本日は南湖でビッグベイトロッドのテスト。

　水温は14度まで低下しており、随分と晩秋の雰囲気が漂っています。

　テストするのは昨日と同じビッグベイトロッドの2本。７５XXHと７９XXXH。７５XXHは18cm前後のビッグベイト用でガンタレル、ジョイクロ178、スライドスイマー178、ブルシューター160あたりが最適なロッド、79XXXHはギガンタレル、スライドスイマー250、ジョイクロマグナム辺りが最適なロッドに仕上がっています。

　今日は、ビッグベイト以外への適応性を試すテストで、７５XXHにはSKTマグナム、７９XXXHには10XDをセット。

　そして、７９XXXHにした１０XDにバイト！

　恐怖の引き抵抗の１０XDを引きながらも、そのトルクとパワーで強烈にフッキングが決まると・・・。

　なんとロクマル登場。

　１０XDは他のクランクで攻めれない8mラインを攻められるので、こういうバスが釣りやすいのですが、その引き抵抗ゆえに辛い。その辛さに耐えるロッドということでビッグベイトロッドで適しているものを探している方も多いのでは？

　今回のテスト結果で、１０XDにはドラッキングで７９XXXHがベスト、キャスティングでは７５XXHがベストと判明しました。

　あとは新作のST６３MLのパワーフィネスのソリッドで魚を掛けて、曲がりチェック。

　こちらはミドスト用の６４ULをチェック。

　再びビッグベイトロッドを試して、今度はアラバマとの相性をチェック。

　グリップが長い７５HHXが相性良し！

　マグナムスプーンは？

　７９XXXHが相性良し。

　そして、マグナムクランクでは、KVD8.0、SKTマグナムMRには７５XXHでもOKですが、現在発売されているWSC７２Mでも使えますよ。

　世の中、ケビンバンダム対スキートリースの対決になっていますが、KVDの方が少し浅くて2,5Mレンジで浮力弱め、SKTの方が3Mレンジで浮力高めという感じです。どちらも飛び、波動が強いので濁りの中では目立つので今の南湖で炸裂しているのも納得のルアー達です。

　開発担当の鬼形氏がSKTマグナムMRで、浮上バイトをWSS75XXHでキャッチ。

　ビッグベイトロッドビッグベイトに最適でなく、アラバマにもマグナムクランクでも使えます。尚、これらのロッドは来年の発売となり、大阪、名古屋のフィッシングショーにてレジットデザインのブースにて展示される予定です。

　本日はレジットデザインのテストで北へ。

　大荒れです。

　プロトタイプのロッドを試すのが目的で、茶色い3本を発見。

　グラスロッドシリーズ。シャロークランクの動きを活かすには、ロッドティップセクションの振れ幅の大きいグラスが最適。3本のうち、どれが必要になるのか？そして、どれが何のルアーに適合するのか？琵琶湖のどの条件に適合するのか？調べなくてはなりません。

　もう一つ、重要なシリーズがコレ。ビッグベイト用ロッド。

　上がギガンタレルをセットした７９XXXH、下がガンタレルをセットした７５XXH。

　すでに65レングスのショートディスタンスでの操作性重視のビッグベイトロッドは完成しているようで、こちらのロングレングスの2本をテスト中。ちなみに、ショートレングスのビッグベイトロッドはスポーニング期に威嚇させるのに使ったり、エビモ回りでジャークベイトのようにS字アクションさせたり、スライドアクションを細かくさせて食わす操作性重視タイプです。

さて、ビッグベイトと言っても実際には3サイズぐらいあって、

• ガンタレル、ブルシューター、ジョイクロ１７８クラスの一番多用される18cm前後の常用クラス、
• ギガンタレルやスライドスイマー250の一般でも実践で使える25cm前後の大型クラス、
• さらに上のデニーロ、マザーという30cm以上の特大クラス

という具合に３つぐらいに大きく分類されます。

　まぁ、普通にバスを引き寄せる効果と釣りのしやすさを優先すると、常用クラスと大型クラスという感じで、特大クラスは使い手をかなり選ぶので、常用クラス、大型クラスをターゲットに使いやすいロッドに75XXHも79XXXHも仕上がってきています。

　普段のガイドでは、使用してもガンタレルクラスの常用サイズですが、今日はテストなので大型クラスもキャスト。

　滅多に行けないですが、プライベートの釣りだと、ビッグベイト、マット撃ちなどが好み。ただ、その好みでガイドすると、自分だけ釣ってゲストさんに魚が回らなくなるので、あまりしないようにしてきます。ガイドの仕事はゲストさんに釣ってもらう事なので。

　今日はテストなので、ガンガンに前で投げまくってガンタレルで！

　夕方になってハスの子がシャローに浮いてきた瞬間、ガンタレルのS字ターンをさせるとバイト！

　WSC75XXHでの釣果です。