2月21日大熊ガイド「フロリダ大研究、BFL Gator Okeechobee 2/13」

2016-02-22 11:21:31 前の画面へ戻る

本来ならこの日程でB.A.S.S.セントラルオープン・アチャファラヤを釣っているタイミングでしたが、昨年の12月に降った大雨の影響で大会開催予定地が洪水に見舞われてしまい、大会日程が10月に延期になってしまいました。タイダルウォーターの経験がない私にとって今回の幾つかの大会で最も楽しみにしていた大会だっただけにこの延期は非常に残念でした。

そうした訳で1月のサウザンオープン後の2月上旬の予定がポッカリ空いてしまい、さてどうしようかと思案した結果、このフロリダにとどまり「フロリダ大研究」をすることにしました。

そこで急遽サウザンオープンの翌週にオキチョビー湖で開催されるFLWツアーにコ・アングラーでエントリーするも申し込みがギリギリだったのでウェイティング。当日キャンセル待ちで現地にまで行ってみましたが結果的に参加できませんでした。やはりフロリダのトーナメントはコ・アングラーにも人気が高くエントリーは早めにしたほうが良さそうです。

なのでFLWツアーは陸上からの観戦だけにして大人しくしときました。ちなみに同大会に長年参加している深江さんが5位に入賞していました、さすがです。

FLWツアーの翌週は同じオキチョビー湖、同じスタート会場にてBFLが開催されたのでそちらにもエントリー、こちらはすんなりエントリー出来ました。

ちなみにこのFLWツアー開催中からまたまた寒波が入り30℃近くあった気温は一気に10℃近くまで下がってしまいました、結果としてこのFLWツアーの大会は水温が下がっていくタイミングでの開催となった訳です。しかもその後も寒波が連続して入ってしまい、天候が回復し気温が上がって来るのは私が参加するBFLの大会前日から、つまり次のBFLの大会は水温が上がっていくタイミングでの大会となる訳です。つまりこの二つの大会は日程が近いにも関わらず全く逆の条件下となってしまいました。

そうした条件から私が本格的に大会に向けてのプラクティスを始めたのは大会二日前の天候が回復し始めてから。FLWツアーで多くの上位入賞者を輩出したエリアは案の定寒波に伴う冷たい北風の風下となり水温も下がり、何より酷い濁りが湾の奥まで入り込んでしまっていました。

なんとか天候が回復、風向きが変わることで流れが変わればそのエリアの復活もありかな?とも淡い期待を持ちましたが、なさそうな気配なので何とか直前にリミットは簡単に揃うようなエリアだけを近場に持ってあとは本番でなんとかすることに。

記録的増水でクルーストンロックも閉まってしまいました、ボートランプから本湖に出るにはロックを抜けることに。かなり面倒です。ちなみにこの増水による濁水をキャナルを通して下流に流すかの議論がニュースで毎日のように取り上げられていました。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/22

当日、スタート後は近場のエリアで1時間程でリミットを釣るものの8lb程度のウェイトしかなく、このままでは確実に接戦の中に沈む展開。色々思案した挙句、消去法でプラクティスでは全く触っていなかった北風の風裏となる湖の反対側まで行くことに。ちなみにこの遠隔地となる北エリアをプラクティスで触らなかったのは幾つかの理由があるのですが長くなるので省略。

とにかくその北側のエリアに行くにはスタート会場から真っ直ぐ湖を横断しても30分程度の時間が掛かります、この日は多少荒れていたので少し迂回して40分程度の時間で到着。

大事なことを忘れていました、実は今回のオキチョビー湖は先月からの大雨の影響で60cm以上増水。大きく湖の様子が変わっており、新たに南湖ほどの大きさの湖が出現するほど。

しばらくの間ただの湿地帯だったムーンシャインベイもこの増水で水位は復活。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/22

なのでまずは主要なエリアをざっくり見て周るとやはり各エリアの様子や水の色まで変わってしまっていました。この時点で既にお昼をまわり、復路の時間を考えると私に残された時間は3時間もありません。多少焦りましたが、とにかくこのエリアだなというエリアに的を絞り色々と試しながら釣っていくとなんとなく釣り方が見えてきました。その後は水温の上昇でバイトも多くなり5匹中4匹を入れ替え12~13lbまでウェイトを伸ばすことが出来ました。そして回りいた一般アングラー、同船のコ・アングラーに次々と4~6lbクラスがヒット、さぁ、次は私の番…は来ずにそのままのウェイトで帰着。結果は12lb台で203人中26位、チェックは頂くことが出来また。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/22

さてこれで私はフロリダで今期3試合を消化しました。それぞれの結果を単日のウェイトで見ていくと10lb前後のウェイトから12~3lbのウェイトを釣っています。入賞圏内を狙う上で安定したウェイトをまとめることは出来ていますが、その上のカットを狙うには単日で15lb以上、優勝争いに絡んでいくには20lb以上のウェイトを持ち込むことが必須条件となる訳です。ちなみにそのウェイトを狙っていくには釣りが変わってくるため、どうしても不安定要素が入ってきてしまいます。もちろん何か爆発的なエリアやスポットを持つことが出来れば話は変わる訳ですがそんなことは滅多にない訳で。

不安定な要素をバランスよくフォローするのか、不安定要素を取り除けるほど精度の高い釣りを身に着けるのか、または思い切って行くしかないのか、まだまだフロリダ大研究は続きます。

 

テーマ:琵琶湖

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