台風接近は東風

2005-06-08 23:48:00 前の画面へ戻る

◆東風
 今日も東風だった。朝から東の風が吹き込み、トップの波紋などまったくアピールできない。天候が崩れる前は東風であり、台風となると小笠原諸島に発生した段階から早々に東風が続く。

 特に今回は上陸の可能性はないから「影響はない」と世間では思われるが、かなり影響はある。すでに西岸のパターンが使いづらい状況にあり、東岸やど真ん中エリアでどれだけパターンを持っているか?あるいは探せるかがガイドにとって勝負ところとなるが、そこは毎日湖上に浮かぶガイド勢だけに、「なるほど」とこちらが感心させられるようなエリアで結果を出してくる。

 こちらとしても、感心しているばかりではいられない。早々に新しいパターンを生み出さなければならないが、これが簡単ではない。ついつい先日まで好調だった西岸パターンに未練タラタラで浮気してしまう。特にせっかく出始めたトップパターンは捨てがたく、東風にぐるぐると回る下物の風車をついつい憎そうに眺めてしまう。

◆徹夜
 眠い!月曜から水曜まで睡眠時間が取れていない。日曜日に開催されたシンポジウムのテープを聴きながら、今後の展開について考えることが多いからだ。特に心配される条例の見直しによる新たな規制は我々のような行政から嫌われているレジャー産業個人自営業組にとっては死活問題なのだ。

 本当ならば会場で内容を聞きたかったが、事前にガイド予定を立てているため参加は出来なかった。さすがに急遽開催が決定されるシンポジウムや会議などには出席しにくい。ただ、自分の行く末を左右する出来事だけに無関心という訳にはいかない。そこでアルバイトを雇って会場に潜伏してもらうことにした。

 しかし、こうした情勢に関心をもったとしても状況を変えられるだけの政治力も自分個人ではないので、出来るだけ多くの団体や関係者と連携を図らなくてはならない。それでも、どうにもならない現実ばかりで、諦めの境地になるが、最後まで釣りを続けられ環境を残すように努力はしないと。そろそろ条例見直しの時期が近づいているだけに、こうした日程も考慮した計画を立てなければならず、ますます睡眠時間が減りそうな予感。

 あと、こうした状況をいかに伝えるかという点も悩みの種である。誌面に紹介するに当たっても中途半端な情報を流すわけにはいかない。釣りのテクニックや場所の情報が間違っているぐらい(ぐらいと言うな!と読者から批判を浴びそうだが・・・)なら問題はないが、政治的状況だけに不用意な発言やコメントは避けなければとついつい億劫になってしまう。ちなみにバスアングラーにとって今回の問題は「2サイクルエンジン規制の行方」「リリース禁止の罰則の議論」「湖底ワーム問題」という3つが課題になるかもしれない。その辺の動きを正確に掴んでいないとパブリックな誌面や場で迂闊な発言はできない。


テーマ:雑記帳

ガイド空き状況

平村尚也

現在空きはございません。

大熊一徳

5月 10(金) 20(月) 22(水) 23(木) 24(金) 26() 27(月) 29(水) 31(金)
6月 2() 3(月) 4(火) 5(水) 6(木) 9() 10(月) 12(水) 16() 17(月) 19(水) 20(木) 21(金) 23() 26(水) 27(木)

武田栄喜

現在空きはございません。

ビワマス

現在空きはございません。

詳細・ご予約