ＴＦＧＰ６６ＣＭＪに関する質問

ロッドに関する質問（ＴＦＧＰ６６ＣＭＪ）

Ｑ
こんばんは。Sです。
昨秋にTF66Mを借りてルドラジャークの楽さ加減を体感して、ついに購入してしまいました。
そこで質問ですが、平村さんなりのTF66Mの使用範囲を知りたいのです。
私的には、クランクでワイルドハンチorHUー200～ファットペッパー、バイブレでブザービーター～TN70、スピナベでハイピッチャー3/8～Bカスタム5/8、て感じなんですがいかがでしょうか？
その他のルアーの使用範囲も教えて下さい。
よろしくお願いします。

Ａ，
　最近はＴＦシリーズの充実により、あまりロッドの使いまわしをしなくなりました。例えば、バイブレならＴＦ７０ＣＭＬＪ、ヘビースピナーベイトならＴＦＧＰ７１ＣＨＪという用に使用ルアーとロッドが１セットになって置かれたままで、そののまま使用している状態です。

　さて、ＴＦＧＰ６６ＣＭＪですが、まずは「ルドラ」、あとはハイピッチャー3/8ozがメインとなります。あとは、トップ、サミー１００、ライディングペッパー、ＳＫＰＯＰグランテなどですが、こちらはナイロンラインで使います。それ以外は他のロッドの方が優れておりますから、使用する予定はありません。

　ただ、６６Ｍというロッドの性質からバーサタイルな一面を持っておりますから、ご指摘のようにシャロークランクやバイブレもやろうと思えば、使えるロッドです。ただ、今のバスボートスタイルでロッドを複数本積める状況なら、あえてバイブレやクランクにこのロッドを出す必要がないと考えております。

　仮にオカッパリとか、小型ボートで「バーサタイルに使いたい」という要望があるとするならば、ワームも使えるＴＡＶＧＰ６９ＣＭＪで良い訳です。

　ただ、何故、ＴＦシリーズを使うのか？という理由ですが、これは弾性を下げて、テーパーがパラボリック寄りになっているためにハードルアーでのバラシが少なくなるというメリット。さらに、そのテーパーからくるジャーク時のリズムの取りやすさ、扱いやすさなどは、他のロッドとは比較になりません。やはり、この性能は、ワームと兼用にしていては実現できないもので、ＴＦシリーズを作っている意図がそこにある訳です。

　あと、ルドラの場合にも、ポンプとジャークではロッドを変えております。ルアーの水噛みを重視するポンプでは、このロッドを使用しません。あくまでジャーク用でＴＦ６６ＣＭＪは出番となります。最近はこうしたロッドを変化させて、自分の思い通りのアクションになるように調節しております。同じルアーがロッドでアクションが変って、違うロケーションで使えるようになるということもあります。ややこしくなるので、この部分はガイド時にでもご相談ください。