悪天候により、2日連続の中止です。
8日は南湖も結構吹き荒れていたのですが、大浦は南東風の強風予報のため湾内に風が吹き込むので中止。
9日は朝は土砂降りの雨の関連前線通過、昼前になって小雨で北西風はこれからという感じです。
「奥琵琶湖で過ごす理由」
荒れ具合で言えば、奥琵琶湖だと大浦の湾内のみなら釣りになりますが、全体としてみれば南湖よりも遙かに中止確率が高くて、長浜ほどではありませんが、ガイドとしては拠点とするには出船率の問題から利益率が下がるから経営としては厳しい場所です。
ずっと南湖で過ごしている方が圧倒的に経営としては利があります。
それでもあえて、すでに20年以上この地でのガイドをしています。5月~9月は時折牽引してのガイドですが、秋の10月、11月は全てのスタートをこちらにしています。
それはこの雄大な自然の多い奥琵琶湖の素晴らしさを楽しんで頂きたいから。
「理由・釣りと水位の問題」
あと、この時期に奥琵琶湖スタートだけにするというのは、釣れるというのも一つの理由ですが、秋の設定水位がマイナス30㎝ということで少しでも雨が降らないと南湖のマリーナでの揚げ降ろしに支障をきたすというのも理由です。今年もマイナス50㎝を超えてレークマリーナでは降ろせなくなりました。秋はマイナス30㎝という設定水位だから、少しでも雨が降らないとこういう事態になるので、例年10月、11月は大浦で過ごしています。
これは琵琶湖の水位調整によるものなので、毎年のように同じ問題が発生します。
ですから、毎年10月、11月の減水期にはマリーナを変更しています。
「12月はどうする?」
12月になると奥琵琶湖は大雪の可能性が生じます。私は4駆にスタッドレスなので大丈夫ですが、大阪や名古屋、三河方面のお客様はほとんどスタッドレスタイヤをお持ちではありません。そうなるとゲストさんが来られないのでガイドとしては意味がありません。
そこで温暖な?南湖へ戻る訳ですが・・・。
12月になったら、水位は回復するのか?そこが問題です。
水位的にマイナス50㎝~1mでも降ろせるマリーナとなると限られてきますので、どこかに移動してガイドさせて頂く形になるかもしれません。マイナス30㎝ぐらいまで上昇してくれると安泰なのですが・・・。
大雨に期待したいところですが、11月中に大雨になることは稀なので、対策は考えなければなりません。