5月5日平村ガイド「GW8日目、ボートメンテナンス(バスボートを磨く)」
GWも後半となり8日目。
今日も湖上は南風の大荒れの様相。
ここは落ち着いてボートのメンテナンスの続きを行う。
今日の課題はバスボートの船体の手入れ。船体に付いたコケ、垢を落として、船体を磨く作業です。
まずは、①船体に付いたコケを高圧洗浄機で落す。

②そして、酸性のヤマハBS1をかけて水垢を落す。酸性の液体なのでトレーラーに掛からないようにマスキングもしくは、すぐに高圧洗浄して洗い落としましょう。
続いて、③船体のゲルコートが白くなった部分を削り落とす。

作業工程としては、③1000番、2000番を耐水ペーパーで、④研磨フィルムで6000番、8000番と船体を削る。ただ、1000番は船体の傷等の酷い箇所のみ。

ただ、機械で行えるのは平面のみ、曲がっている部分、角は絶対に手で行うこと。そうしないと角ばかり削れて一気にクリアが剥げたり、ラメが露出します。
あと、ペーパー類を掛ける時には、必ず水付けて、摩擦熱でクリアーを白濁させないように注意。
ペーパー類での研磨が終われば、⑤液体コンパウンドの出番。細目の7ミクロン、極細の1ミクロンで磨く。

削り、コンパウンドでは
1000番・・・16ミクロン
2000番・・・9ミクロン
液体細目・・・7ミクロン
6000番・・・2ミクロン
8000番・・・1ミクロン
液体極細・・・1ミクロン
という具合に落すのですが、実際には液体の方が綺麗に落ちます。
結果、鏡面仕上げまで完成。だいたいここまで丸2日の作業です。
そして、仕上げはガラスコート。

ワコーズのバリアスコートをかけて完了です。
ラッピングをしていたら、この作業は要らないのですが、ラッピングは目立ち過ぎてガイドでは不自由な事が多いので、最近はメーカーからのラッピングはお断りするようにしています。
「ラッピングについて」
ちなみにラッピングした場合のメリットとデメリットはこんな感じ。
ラッピングのメリット
- 船体を保護できる
- 目立てる
- 広告効果
- ゲストさんが喜ぶ(場合もある)
- メーカーの広告塔としての存在感、満足感
ラッピングのデメリット
- 費用が掛かる
- 目立つ
- ボートを寄せる
- 常に見られている
- 意外と破れやすい
- メーカーを背負う責任が大きい
- ボートが集まるので、スポットやエリアを潰しやすい
過去にラッピングした時には、トイレに行くのもボートに付けられた事もあり、ポイントではボートが必ず向かってくる始末。後ろで「なんやトイレか」と言われました。
フェンウィックのラッピングの時には「相羽や、相羽や」と大声で言われて真横を通過されたという事も(笑)私はどう否定したらいいか困惑です。
あと、やっぱりメーカーのラッピングというのは、行動としてかなりちゃんとしていないとメーカーにクレームが行きます。。いや、ちゃんとしていても、トラブルに巻き込まれる事も。
普通のバスボートなら見過ごされる事でも、ラッピングしているとメーカーや個人が特定しやすいので、些細な事でもクレームとなり、酷い場合には、「ゆすり、たかり」のような事も起こります。それだけ、ラッピングをするという事は責任重大であり、単に「カッコイイ」からという理由ですると、あとからツケを払うことになります。ラッピングをしてもらうプロの方は、メーカーを背負うという責任をしっかり頭に入れておいて下さい。ラッピングして違反エリアでの釣りやマナーの悪い行動をするようでは、メーカーさんはラッピングの費用で評判を落す事になりかねませんから。
という事で、ラッピングはもうコリゴリなので、地味な目立たないラッピングならOKです。でも、それってメーカーからしたらラッピングの意味ありませんよね。。
カテゴリー: バスボート























