渡米7日目にして最終目的地のアラバマ州ハンツビル近郊の小島宏さんのお宅に到着しました。

　7日目はレーク・ユーファウラの上流部を見ることに、アメリカのリザーバー上流の本当のバックウォーターというものを見せてもらいました。小島さんによると「本当のバックウォーターというのは上流・流れ込みという日本で使っている意味とは異なり、本来、洪水で溢れ拡大した水域のことを示す」のだそうです。ですから、リザーバーの中流でも下流でもバックウォターというのは存在するそうで、日本のバックウォーターは本来の意味とは違っているそうです。

　で、今回はその本物の？バックウォーターを見せてもらったのですが、
ユーファウラのバックウォーターは水面直下の立ち木ばかり！
何度もバスボートが乗り上げて、まるでオフロードカーのように傾きます。

　この数日間、フロリダのキシミーグラスの中を走破したり、立木に乗り上げ
ながら走行したりと、日本では想像もできないようなロケーションを走っております。
「バスボートってこんなことも出来るの！」という驚きでいっぱいです。

　さて、ユーファウラを3時間ほど見て周り、上流、下流と異なったロケーション
を見せてもらってから、同じアラバマ州のハンツビルの小島宏さんの自宅へ
到着しました。これから数日、お世話になります。

　

　渡米6日目にして、アラバマ州へ入りました。

　フロリダから約500マイル・800キロの移動をしてアラバマ州のユーファウラに到着ました。移動に半日かかったので、釣りは午後から。



　今までフロリダの平均水深１，２ｍの浅いベジテーションだらけの湖で
釣りをしていたのですが、ここからはアメリカ南部らしいリザーバーです。
ただ、リザーバーと言っても長さは100キロはあるようなレークですから、
バスボートの全開で1時間以上走っても全域回ることは不可能です。
そんな訳で景色を見るのが精一杯。

　釣りたい反面、この景色、レークの性質などを学ぶという目的を達成する
ためには、あまり釣りに時間を掛けることができません。
ですから、湖上をバスボートで全開で走りって、モーテルに泊まって、
そして車で数100キロを走る毎日です。

　明日は、ユーファウラの上流部を見たあと、アラバマ北部まで400キロ程
の移動です。

　ちなみに、食事は毎日ファーストフードと現地料理のオンパレードです。
そろそろ、お茶の味がなつかしく感じてきました。

　フロリダからジョージア州へ移動しました。

　渡米から6日目を迎え、これからジョージア、アラバマと移動して行きます。このあと、レイク・ユーファウラで釣りをする予定です。

　ちなみに、4日目にはフロリダのキシミーで釣りをしましたが、
3バイトのノーフィシュに終わりました。あと、この日の最後に大事件が発生しました。
また、後日のtruth newsの渡米特集でお伝えしたいと思います。

　広大なアメリカの湖をたった一日で、見て回っているのでなかなか
釣りをする時間がないので、釣れないのは仕方がありませんが、温暖な
フロリダで防寒着を着るぐらい寒いというのが、さらに釣りづらくしている
要因のようです。本来のフロリダならこの時期Tシャツで釣りが出来るそうです。

　しかし、さすがに、タホ、オキチョビ、キシミーと３つのフロリダレイクを見ていると
強烈なベジテーションのキシミーグラスと呼ばれるアシのような草やホテイアオイ、
サイプレスツリーなどにも見慣れてきました。初日は3フィートを全開で走るバスボート
にかなりビビッていたのですが、４日目になると5フィートあると「ディープ？」と思う
ようになってきましたし、強烈なベジテーションも普通に見えてきました。

　ただ、こうした強烈なベジテーションを撃つために発達したフロリダのフィッシング
スタイルを学べたのは大きな収穫でしたし、これから強烈な琵琶湖のウィードや
ベジテーションエリアに対する攻め方の選択肢が増えたように思います。
ですから、今年の夏のガイドではフロリダスタイルを少しづつ取り入れてみたい
と思います。

　そのとき、皆さんには変わったルアーを用意してもらうことになると思いますが、
新しいフィッシングスタイルに「なるほど」と発見があると思います。

　さて、5日目はフロリダのオーランドに戻って、バスプロショップで防寒関連の用品
を買い物です。これから1000キロぐらい北上するので、寒くなるので購入したいの
ですが、普段は温暖なフロリダですから、防寒用品の品揃えはかなり薄いです。

　それから移動でフロリダを後に、半日以上かけてジョージア州で1泊となっています。
とにかく広大な国土に脱帽です。走っても走っても、着きません。