レジットデザイン、ワイルドサイドのステッカーが完成したそうです。

　隣にアロンを置いているのはサイズ比較の為です。

　何枚かレジットの社員さんが置いていってくれたので、ガイドにお越しの方でワイルドサイドをお持ちの方に先着で15名の方にプレゼントさせて頂きます。無くなり次第終了となりますので、ワイルドサイドをお持ちの方はガイド時にお申し出くださいませ。

　6日はジャッカルステーションの撮影のため奥琵琶湖へ。

　最高のロケーション、最高の景色、最高の釣果のはずが、ワタクシやらかしました。

　一瞬、根掛かりと勘違いしてフッキングのタイミングがコンマ5秒ぐらい遅れたら、そのままストラクチャー内部へ。「ひえッ～」。最初の2キャストでバイトが無かったのでアプローチを横着したのも裏目に。完全の自分のミスです。取材の時は、経費と皆さんの期待を背負っていますから、私のミス一つで大きな損害に繋がります。だから、掛けた魚は絶対捕らなければ！

　そういう所をミスしないのが、メディアプロというものですよね。あと、釣れようが釣れまいがテンション高く喋りトーク力。釣れている時はイージーだけど、釣れていないときにハイテンションで説得力高く喋り続けるのは、至難の業です。たまにメディアプロのＤＶＤを見たりすると、釣れてない時もジョークや色んな理論を解説してハイテンションでいられる方を見ると、「プロだぁ～」唸ってしまいますね。

　で、完全なメディアプロになるのは諦めて、明日からは本業のガイドプロに戻ります。ガイドをしながら、ゲストさんに釣ってもらう事、ガイドに必要な道具を作り続ける事で皆様のご期待に答えられればと思っております。

　しかし、この景色でこの天気の釣りなので、ちゃんと釣れば、良い画が撮れます。今回はテスト中のプロトカーリーに照準をあてての撮影。今年のガイドで投入していたプロトカーリーの正体についての動画となる予定です。乞うご期待！

　ワイルドサイドの来期モデルのテスト。来期の琵琶湖向けモデルは2本、さらに全国で使うモデルとの兼用もありラインナップの充実が図られる。

　テストは長年の鬼形氏とのコンビで行う。2人で行ってきたロッド作りの中で、これだけはしてはいけないタブーを再確認。わずかなベンドの違いなどを議論する。

　ガイドセッティング一つをとっても少しでも変な部分があれば、遠慮なく言わせて貰う。彼と仕事をしていてロッド作りに妥協は作らないで済むことが、長年の信頼関係の理由です。今日もサンプルロッドを２，３投した時点で、「あっ」と気づいた点を指摘すると、その理由、理屈をしっかりと答えてくれる。こちらが現場で必要となるスペックを説明すると、ガイドセッティング、ブランクの巻き方、トン数と工場の特性から最適なものを見つけ出すのが鬼形氏の仕事。

　一方、私の仕事は、どの釣りに何％あわせて、どこまでの守備範囲にするのか、この釣りに求められる特性は？という現場のアングラーが求めるものを、ロッドの全体のラインナップ、季節ごとの使い分け、ルアーの動かし方などを総合して、必要なアクションを導き出して、それを伝えるのが仕事。

　だから、現場のプロと、ロッドのプロの2人で仕事をします。

　とは言え、彼もマスターズのトーナメントで上位にいる現役アングラー。

　テストしながらでも、釣り方を見つけ出して、ロッドを曲げる。